餓死迫る日本

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054038226
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0033

内容説明

最近、政府は、わが国の食糧自給率が37パーセントまで落ち込んだと発表した。しかし、実際はこれをはるかに下回るという。それだけではない。原油価格の高騰と世界的な旱魃による食糧価格の暴騰、さらに中国製餃子問題と、輸入に頼る日本を取り巻く食糧事情は、日を追うごとに危機的状況を呈しているのだ。本書は、農業実践家である著者が、永年にわたる分析と緻密な調査をもとに、将来必ず訪れる、“日本大飢饉”を警告する。食卓から食べ物が消える日はきわめて近い!?

目次

第1章 船と石油が止まる日
第2章 日本の農業と食料の悲惨な現実
第3章 歴史に刻まれた飢餓の記憶
第4章 米国り農家にも迫る餓死の恐怖
第5章 戦後食料難体験からの教訓
第6章 日本人が生き残るためには?
第7章 “一億総餓死”回避への提言

著者等紹介

小池松次[コイケマツジ]
昭和3年佐賀県生まれ。長崎青年師範学校(現・長崎大学教育学部)卒。続いて東京教育大学教育学科(現・筑波大学)卒。大学講師・国際比較教育研究所所長・教育評論家を経て、現在、進学の名門塾として名高い「あすか会研究所」の所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kaz

3
米の自給率についての提言が興味深かった。確かに、石油を止められた時点で、日本は全く立ちゆかなくなりますね。全てが機械化された現在、今更昔の農業に戻れと言っても無理な訳で、日本は薄氷の上に立っているという気がします。経済ばかりに気を取られていると、痛い目に合うという氏の警鐘を真に受け止める必要があると感じました。2014/01/25

とよきち

1
良著。東北関東大震災でのパニックや今後の食糧について考えるとこの本に書かれていることのリアリティが増す。2011/04/05

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