内容説明
最近、政府は、わが国の食糧自給率が37パーセントまで落ち込んだと発表した。しかし、実際はこれをはるかに下回るという。それだけではない。原油価格の高騰と世界的な旱魃による食糧価格の暴騰、さらに中国製餃子問題と、輸入に頼る日本を取り巻く食糧事情は、日を追うごとに危機的状況を呈しているのだ。本書は、農業実践家である著者が、永年にわたる分析と緻密な調査をもとに、将来必ず訪れる、“日本大飢饉”を警告する。食卓から食べ物が消える日はきわめて近い!?
目次
第1章 船と石油が止まる日
第2章 日本の農業と食料の悲惨な現実
第3章 歴史に刻まれた飢餓の記憶
第4章 米国り農家にも迫る餓死の恐怖
第5章 戦後食料難体験からの教訓
第6章 日本人が生き残るためには?
第7章 “一億総餓死”回避への提言
著者等紹介
小池松次[コイケマツジ]
昭和3年佐賀県生まれ。長崎青年師範学校(現・長崎大学教育学部)卒。続いて東京教育大学教育学科(現・筑波大学)卒。大学講師・国際比較教育研究所所長・教育評論家を経て、現在、進学の名門塾として名高い「あすか会研究所」の所長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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