内容説明
2010年、F‐15に乗り込み戦闘シミュレーションを行っていた航空自衛隊パイロットの島猛男は、鹿島灘上空で突如現れた妖しい雲に突入してしまい、操縦不能となる。その時なぜか単発レシプロ機、零戦が飛び交う光景を目にした島は、薄れゆく意識の中で反射的に緊急射出レバーに手をかけた―。やがて病室のような所で目を覚ました島は、米軍のスパイとして日本海軍に拘束されていることを知らされる。そして信じられないことだが、島が生還したのは1942年、太平洋戦争時の日本だった。第13回歴史群像大賞佳作受賞作。
著者等紹介
真田左近[サナダサコン]
1968年、静岡県生まれ。元航空自衛隊2等空尉。元静岡県警警察官(警備公安警察を中心に勤務)。第13回歴史群像大賞佳作受賞。『蒼空の零』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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