内容説明
東海道の諸城を廃城にして、徳川家康は江戸に引きこもり、関東防衛網を布いた。関東の北方に座する佐竹義宣は、慎重な構えをとっていたが、配下の武将の盲動により、出陣を余儀なくされた。相手は、家康の次男・結城秀康。戦巧者の秀康に、さらに独眼龍政宗も対峙する。そして、家康の息の根を止めるべく、いよいよ豊臣方の大攻勢が始まった。関東へ討ち入る総勢は、実に45万に上った。果たして、天下の行方は?そして、一連の戦を仕掛けた黒田如水の、最終的な目論見とは!?関ヶ原合戦の3倍の兵力を動員し、史上空前の決戦の幕が切って落とされる。
著者等紹介
青木基行[アオキモトユキ]
1964年7月7日生まれ。千葉県生まれの千葉県育ち(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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