学研新書<br> 戦国の合戦

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学研新書
戦国の合戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054034761
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0221

内容説明

戦国百年の間、毎日どこかで戦いが繰り広げられていた。どうして抗争は起こり、また合戦に際しどのように準備し、軍団構成をし、統制していったのか。そして武将たちはどんな戦略・戦術を駆使していったのか。戦国の本質「合戦哲学」に踏み込む。

目次

序章 戦国合戦前史
第1章 戦国合戦の必然性
第2章 合戦に出ていった家臣団
第3章 戦いの準備と武具
第4章 武将たちの戦略と戦術
第5章 合戦の作法と軍師の仕事
第6章 新視点でみる戦国十六大合戦

著者等紹介

小和田哲男[オワダテツオ]
1944年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、静岡大学教育学部教授。日本中世史を専攻。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kazi

17
最近やたら戦国時代に詳しくなりました。英雄伝的な日本史も嫌いではないけど、それだけではダメだと思ってこの本を読んでみました。本作は合戦がテーマ。本書を読むと信長が進めた兵農分離が革新的かつ天下布武を目指す戦略上で有効な政策だったのがよくわかります。個人的には活線の作法と軍事の仕事の項が大変興味深かった。呪術や神秘が意識の中に当然の事としてあった当時の日本で戦勝祈願、作法、儀式、日時の吉凶などは非常に重要な事だったんだろうなと思った。こんなことやっとんたんかー、って新しい発見があって興味深かったです。2020/05/02

あんこ

5
面白かった!兵農分離をおし進めた信長軍は、言わばプロの戦闘集団。インフラ整備もしっかりしてるし、強いわけだ。2016/02/17

maito/まいと

4
出陣前の食事のメニューや、首実検の方式など、戦国時代を構成する様々な要素について解説された一冊。特になぜ軍配者(軍師)が重宝されたのかを、暦や易などの観点から項目を設けて説明する本は珍しい。非常にマニアックながらも研究内容をふまえたものだから読み応えがある。2010/02/05

さとと

3
★3.2網羅的で簡易に戦国時代前後のことを知るに良い。考え方、行動の意味が分かる。2016/01/14

2
最も古い日本の戦から始まり、丁寧になぜ戦うのか、戦いの中で武士はどんな気持ちだったのか、ということを上の人下の人問わずしっかりと書いた本で分かりやすかったです。当時の人が何をどう考えていたのか知りたい場合に良かったです。昔学校で習った戦の状況が最新の調べによって覆されたりして、おお…ともなりつつ。2016/04/10

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