内容説明
鞭声粛々、夜河を渡る―と頼山陽が詠んだ漢詩でも名高い、甲斐の虎・武田信玄と越後の龍・上杉謙信の名勝負、永禄四年の川中島の戦い。両軍の大将が一騎討ちしたという華々しい伝承が残るこの戦いを、ドキュメントタッチで活写する。
目次
第1章 出陣
第2章 開戦前夜
第3章 布陣
第4章 開戦
第5章 血戦
第6章 撤退・追撃
第7章 戦後処理
著者等紹介
工藤章興[クドウショウコウ]
1948年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。新聞社・出版社勤務を経て執筆活動に入る。複数のペンネームを使い分け、さまざまなジャンルで健筆をふるっている。歴史文野では現地取材を第一とし、文献資料だけにとらわれない独自の視点で、従来の史観を見つめ直している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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