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内容説明
戦争やテロ…。イスラーム世界に対するこうした負のイメージから、イスラーム教徒とムスリム(イスラーム教徒)を“悪の根源”と信じ込んでいる人は、意外に多いかもしれない。果たして、それは正しい認識なのだろうか?世界の5人に1人がムスリム(イスラーム教徒)だといわれ、その数はわが国の内外を問わず、今も増えつづけているという。本書は、イスラーム世界を理解するうえで絶対に欠かせない『コーラン』の正確でわかりやすい解説を通して、世界を動かす大勢力イスラームの真実の姿を解き明かす。イスラームに暗い日本人の目を開く、日本人ムスリムによる入門書である。
目次
序章 イスラームの根本は『コーラン』にあり
第1章 『コーラン』への招待
第2章 唯一神アッラーの啓示
第3章 聖典『コーラン』を読む
第4章 書物としての『コーラン』
第5章 今こそ『コーラン』に学ぶべし
第6章 イスラームの精髄
著者等紹介
鈴木紘司[スズキヒロシ]
1941年、東京都生まれ。エジプトのアズハル大学(イスラーム高等科)卒業。69年からサウディアラビアの日本大使館に勤務し、74年に住友商事へ入社。97年まで、中東のヨルダン、バーレーン、イエメン各国に駐在して、イスラーム世界をくまなく巡った。その後、ミンダナオ自治州政府の経済顧問、東京・元麻布にあるアラブ・イスラーム学院(サウディアラビアの国立大学イマーム大学の日本分校)の常任顧問を歴任。現在はNHK衛星放送部報道局のアラビア語同時通訳者、東洋大学法学部非常勤講師などを務めるかたわら、イスラーム世界紹介のため、精力的な啓蒙活動を展開している。『イスラームの常識がわかる小事典』(PHP)、『日本一わかりやすい、イスラムのことがマンガで3時間でマスターできる本』(アスカ)『イスラーム教徒の言い分』(めこん)をはじめ、数々の著作があり、ムスリム名は「ハッジ・アハマド・鈴木」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。