内容説明
200X年暮れ、海上自衛隊厚木航空基地は、1機のレシプロ機による緊急着陸要請の無線を受ける。―それはまさに零戦だった。昭和20年秋の特攻作戦で横須賀基地を飛び立った零式艦上戦闘機五二型丙型―。その乗り手となる元航空自衛隊一等空尉・南部大輔は、ある事故がきっかけで自衛隊を退職する。凶悪な組織と戦うため、元F‐15Jイーグル指揮官であり、「ミスタージーク」と呼ばれた男が、完全装備された「零戦」と共に最後の戦闘に挑む。
著者等紹介
奈良谷隆[ナラヤタカシ]
1956年、横須賀生まれ。県立三崎高校卒業、様々な職種を経験後、23歳で作家デビュー。別名、睦月影郎名義の作品を含め、著作は245冊を数える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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