内容説明
本書では、『三国志演義』をもとに有名な故事や名言を中心として、主要人物の足取りや主要な戦いを解説しながらダイジェスト的にあらすじを追っていく。
目次
第1章 「乱世に英雄登場」(桃園の誓い―劉備・関羽・張飛 黄巾賊の討伐に立ち上がった英傑たち;子は治世の能臣、乱世の奸雄なり―乱世に奸雄あらわる!曹操は時代の申し子だった;燕雀安んぞ鴻鵠の心を知らんや―董卓の恐怖政治が始まり、諸候がこれに対抗する ほか)
第2章 「群雄割拠す」(三顧の礼―三度足を運んで、孔明を口説き落とした劉備;水魚の交わり―若き孔明と意気投合。切っても切れないふたりの仲;大事を挙ぐるは人を以て本と為す―「仁の人」劉備、難民を率いてノロノロ逃避行 ほか)
第3章 「三国の滅亡」(玉は砕く可くも、其の白さを改む可からず―荊州をめぐる三国の争奪戦;雲長公、別来、恙無しや―死してなおさまよう、関羽の気迫;之に継ぐに死を以てせざらんや―劉備の枕頭で、号泣する孔明 ほか)
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