歴史群像新書
真田異戦記〈5〉家康馘首作戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 227p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784054027558
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

二条会見での家康誘拐に端を発した徳川VS.豊臣、天下の覇権を賭けた争いは、いよいよ決着のときを迎えようとしていた。謀将・真田昌幸に息子・秀忠を誅された徳川家康は、最後の反撃を決意。はたして昌幸の才は家康の力を凌駕することができるのか?

内容説明

「家康は勝つ戦より、負けぬ戦をする」関ヶ原を封鎖し、総力戦で将軍・秀忠を討ち取った昌幸ら新西軍だが、まだ徳川には無傷の本隊が残っている。鶴翼の布陣で相手の出方を伺う家康に対し、魚鱗での待機を命じる昌幸は、兵の疲労を心配して逸る味方を前に、老獪な家康の心理を説いてみせた。宿敵・家康に昌幸が仕掛ける鶴翼解体策とは?!稀代の謀将最後の決戦は、遂に家康との直接対決に至る―。一方、上田で幕府中山道軍を破った大久保長安と真田信之は、松平忠輝を戴き江戸進軍を開始。さらに上杉景勝、伊達政宗も江戸へ兵を向け、天下の趨勢は一気に動き出す。そして徳川を討ち破った幸村が、最後に対峙した相手とは…。真田の野望、ここに堂々完結す。

著者等紹介

村田昌士[ムラタショウジ]
1967年、神奈川県生まれ。『真田異戦記』にて第9回歴史群像大賞佳作受賞。歴史分野を中心に執筆活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二分五厘

0
2005.4.15

psychicer

0
んー、何なんだろうこの中途半端さ。真田昌幸ら新西軍が秀忠と家康を倒して東軍を瓦解させたはいいものの、何故か藤原(豊臣)秀忠が東夷大総督に任じられて出征後そのまま放置だし、上杉や蒲生、伊達は思い出したかのようにダイジェスト版でまとめられているし、松平忠輝を擁する大久保長安や真田信之が結果的に漁夫の利を得て江戸に入っただけという感じで全くまとまりがない終わり方。真田昌幸と大久保長安の対峙は一切なし。信之と幸村の会合もなし。作者は結局真田の手で家康と秀忠を斃し、松平忠輝政権を作りたかっただけなの?2012/06/30

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