出版社内容情報
十二月八日未明――堂々たる陣容で、「第一機動航空艦隊」が真珠湾奇襲作戦を決行した。真珠湾を壊滅させ、米空母を葬った夢幻の艦隊は、ウオッゼ沖で米太平洋艦隊と激突、さらにインド洋進行作戦を展開する。「黎明の艦隊」の著者が放つ待望の新作第４弾！
内容説明
真珠湾を奇襲し、米海軍の主力艦隊を全滅させ、ハワイ近海で二隻の米正規空母を撃沈させた日本海軍は、さらにハワイの軍港施設を徹底的に殱滅した。快進撃を続ける我が『夢幻の艦隊』は、マレー沖で英海軍の二隻の主力艦を轟沈させる。一方、日本国内では東条内閣政権が桂冠し、新たに東久迩内閣が成立した。そして、いま日米両空母群は開戦上初の直接対決を行い、マーシャル諸島のウオッゼ島沖で激突を繰り広げる。他方、「小沢第一機動航艦」は、インド洋の制海空権を制圧すべく、第三次にも及ぶ壮大な「インド洋作戦」を決行した。そして、ついに日本海軍はドイツと手を結び、中東へ進出すべく怒涛の進撃を開始する。
著者等紹介
檀良彦［ダンヨシヒコ］
１９３２年、東京生まれ。早稲田大学卒。１９５８年に全国紙の新聞社に入社。社会部を経て政治部記者となり、６０年安保以来の政治・外交等の分野で取材活動を行う。その後、情報、メディア・プロジェクト部門を担当。情報関連企業代表取締役などを歴任し、現在同相談役
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
