出版社内容情報
和洋中の名実共にトップ・シェフ3人が国宝クラスを含む一流現代作家15人の器に料理を盛り付け、その手法や器の見方・考え方を相互批評を交えて解説する。和洋中の垣根を超えた器と料理の競演は臨場感にあふれ、厨房のプロには必見必読の書
内容説明
器づかいにこだわりをもつ和洋中の実力派シェフ3人が、現代一流作家15人の土の器、木の器に創作料理を盛る。五感を研ぎ澄まして対峙する、器と料理の真剣勝負135番。すべての「盛り付け」に、シェフ自身のコメントとシェフ同士の相互批評を収載。
目次
第1章 人気絶頂の気鋭の作家の器に盛る(黒田泰蔵;星正幸;三谷龍二;太田修嗣;大蔵達雄)
第2章 日本を代表する個性派作家の器に盛る(鯉江良二;鈴木五郎;小川待子;隠崎隆一;須田菁華;伊藤慶二;坂田甚内;滝口和男;山田和;板橋廣美)
著者等紹介
野崎洋光[ノザキヒロミツ]
板前割烹「分とく山」、ふぐの名店「とく山」総料理長。正確な理論と繊細な感性に培われた腕は旬の素材を奇をてらわず、自然体のおいしさに仕立てる。熟練の職人技に加えて、独自の理論に基づいた料理法は的確。その知識の深さと体系立てた調理法は家庭でも受け入れられ、TV、新聞、雑誌等でも活躍
日高良実[ヒダカヨシミ]
「アクアパッツァ」「マンジャペッシェ」(東京千駄ケ谷、三島、広島)総料理長。素材のおいしさをそのまま引き出すイタリア料理を紹介、東京で作る“東京イタリアン”を提唱。いまや日本のイタリア料理の第一人者として活躍
河田吉功[カワダヨシノリ]
「文琳」「文琳・二子玉川店」「文琳茶菓舗」総料理長。素材の持ち味を生かし、化学調味料を一切使わない、体にやさしい新・中国料理の先駆け的存在にして第一人者。旬の素材をキリッとした独創的な味わいに仕上げる名人。伝説のマンゴープリンなどデザートにも名品が多い。器へのこだわりと造詣の深さは周知のことで、特に日本や中国の骨董には一家言ある。お店の器も自らが選んだ和食器と中国のもので揃えている
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