出版社内容情報
仇敵同士だった武田信玄と上杉謙信は、家康の嫡男・信康の仲立ちによって大同団結を果たした。西を制する信長に対して、北を目指す信康軍は伊達政宗と対峙する。秀吉が中国・九州攻めを進めるなか、明智光秀が謀反! その背後には、天海と家康の影が…。
内容説明
仇敵同士だった武田信玄と上杉謙信は、徳川家康の嫡男・松平信康の仲立ちによって、大同団結を果たした。そして、「西」へと支配権を拡大していく織田信長に対して信康は「北」の制圧を目論見、奥州への進攻を開始する。羽柴秀吉は、信長の先兵として中国地方を攻め、徳川家康は、信長に四国攻略を願い出る。さらに家康の知恵袋・怪僧天海は、信長抹殺を家康に提案。二人は、石山本願寺跡に大坂城を築いた明智光秀に接近を図る…。
著者等紹介
林律雄[ハヤシノリオ]
1950年3月1日、栃木県生まれ。野山、田畑、河原などを駆け回って過ごす。そのせいか、小学3年から本籍地の東京に移っても、台風になると川を見に行ったり、稲妻を飽かず眺めたりする「癖」を有する。長じて駒沢大学に入学後、マンガの原作やシナリオを書きため、2年ほどの紆余曲折を経て、『謀殺第八課』(絵・北野英明)でデビューをはたす。以後、数多くのヒット作の原作を手がける。香取神道流目録。合気道2段
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