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熊野の誘惑―神秘と静謐の地

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  • サイズ A5判/ページ数 146p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784054021877
  • NDC分類 172
  • Cコード C0026

出版社内容情報

古代の神々が宿る地・熊野の人気の秘密に迫るビジュアル本。写真と図絵をふんだんに使い、熊野に伝わる数え切れないほどの伝承を紹介、今なぜ熊野が人々をひきつけるかの答えを引き出す。巻頭エッセイは熊野に造詣の深い児玉清氏。   

内容説明

そこには科学や理屈だけでは解き明かせない、神秘的なものが厳然として存在する。

目次

第1章 古代の神々と出あえる場所(極端な地形と高温多湿な気候。日本のなかの異郷・熊野;滝、岩、樹木…いたるところに神が宿る自然信仰の地;天を突く巨岩、神倉山のゴトビキ岩は古代信仰の原点 ほか)
第2章 熊野詣熱狂の秘密(本地垂迹思想を受けて霊験あらたかな熊野権現となった;中辺路にも名を残す悲劇の人・花山院。出家して熊野を目指した;熊野権現は男女を問わず浄不浄を問わずすべての人を受け入れた ほか)
第3章 熊野が育んだ人と物語(熊野古道いちばんの難所、雲取越えは生と死が交錯する場所;熊野水車を味方につけて源氏が平家を滅ぼし武家社会を誕生させた;銀行業は熊野三山が発祥。社殿の修理費を元手に貸付業を行った ほか)

著者等紹介

牧野貞之[マキノサダユキ]
1935年生まれ。写真家入江泰吉氏の助手を経て、フリーの写真家として活躍。「幽遠なる大和路」(東京銀座コダックフォトサロン)といった個展活動の他、『熊野古道を歩く』(JTBキャンブックス/JTB出版事業局)などで写真を担当。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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