出版社内容情報
人形作家・四谷シモンのエッセイ・小説・詩を集成。2冊の書籍「シモンのシモン」「機械仕掛けの神」のすべてを収録するほか、単行本未収録の文章、インタビュー、また書き下ろしまでを収めた、現時点における四谷シモン全集。
内容説明
創作+エッセイを総収録。
目次
人形のこと、僕のこと―エッセイ1
夢みたこと、想ったこと―創作集
人形師シモンと10人の写真家
澁澤さんのこと、友人たちのこと―交遊録
僕の好きなもののこと―エッセイ2
僕が語ったこと―対談・インタビュー
これまでの僕のこと―あとがき集
著者等紹介
四谷シモン[ヨツヤシモン]
人形作家。1944年、東京五反田生まれ。本名・小林兼光。10代のころより人形の製作を開始し、これを本職として生きる道を選ぶ。1960年代後半には劇団「状況劇場」の舞台に立ち、人気を博した。2000年には人形作家としてはじめて公立美術館での巡回展を行う。現在、東京原宿にて創作人形学校「エコール・ド・シモン」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Yui.M
9
人形作りの危うさがうかがわれる。2021/12/27
takao
2
羽をもがれた天使2022/05/10
ノメ
0
澁澤龍彦はじめとした人間関係などがよく分かった。2016/04/14
メルセ・ひすい
0
8-41赤113 人形師の評伝◎生涯、人形命!その履歴書。 人形作家・四谷シモンのエッセイ・小説・詩を総集成。2冊の書籍「シモンのシモン」「機械仕掛の神」ほか、単行本未収録の文章、インタビュー、書き下ろしまでを収めた、四谷シモンの人生の「前編」。『愛の乞食』・・「蓮の乱れる不忍池で… 」 そしてファンは劇場をあとにされ・・ 真っ暗闇に… 唐・渋沢龍彦・土方との 交遊 「そもそも人形とは・・ 魂の 容れ物 魂を容れるのは それを見ている人。そして容れ物はどこまでも精緻で美しくあるのが理想だ」! 2007/04/30
Klovharu
0
四谷シモンの半生が詰まりに詰まった分厚い一冊。人形を作りながら、言葉を綴りながら、かれはヒトガタになにをも託さない。だから信用できる。
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- 和書
- 元伯宗旦 侘び茶の復興