出版社内容情報
ネゴシエーター(犯罪交渉人)・鞍馬天兵は、日本に帰国する途中でハイジャックに遭遇し、監禁されてしまう。そこで鞍馬を待っていたのは、CIAに潜む特殊工作員の二重スパイを捜し出す極秘任務だった。孤島に送られた鞍馬は、生き残れるのか?
内容説明
犯罪交渉人として活躍する鞍馬天兵には、裏の顔があった。それは、傭兵のスペシャリストとして、様々な極秘任務を遂行する闇稼業だ。タイで特殊作戦に参加した鞍馬は、日本へ帰国する飛行機の中で、テロリストの集団に遭遇する。同乗していた連邦航空保安官の危機を救うべく、テロリストを狙撃した鞍馬を待っていたのは、悪夢のような現実だった。テロリスト射殺の濡れ衣を着せられた鞍馬は、ある男からCIA工作員の二重スパイを探り出すよう命ぜられる。二人の日本人工作員と共に、鞍馬が送り込まれたのは、アフガニスタン還りの傭兵が待つ名も知らぬ孤島だった。果たして鞍馬は、この地獄から生還することができるのか?そして、CIAの背後に隠された恐るべき陰謀とは。
著者等紹介
毛利元貞[モウリモトサダ]
1964年広島県生まれ。紛争地帯での戦闘経験を経て、作家に転向。暴力犯罪の予測・脅威査定・対策を専門とする(有)モリ・インターナショナルを設立し、専門家の立場から企業や警備会社に助言。政策研究所やノーベル平和賞受賞者の身辺警護対策なども引き受ける。2002年には自己防衛術を教えるPDSアカデミーを創設し、一方でカルチャーセンターの講師を務めるなど、一般においても自己防衛術を広めている
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