出版社内容情報
曹操を打ち負かし、皇帝を庇護下においた劉備は、日増しに勢力を拡大する袁紹に危機感を抱くが、復讐に燃える倭少の策略により、劉備は袁紹との対決に追い込まれてしまう。袁紹を欺き、かろうじて青州を抑えた曹操は、巻き返しを図るため、再び軍を動かした。
内容説明
曹操を打ち負かし、皇帝を庇護下においた劉備は、日増しに勢力を拡大する袁紹に危機感を抱く。諸侯の出した案は、袁紹を名誉職に就け、封じ込め作戦を図るというものだった。しかし、復讐に燃える倭少の策略により、劉備は否応なく袁紹との対決に追い込まれてしまう。袁紹を欺き、かろうじて青州を抑えた曹操は、巻き返しを図るため、再び軍を動かした。一方、徐州と揚州北部に勢力を張る孫策は、鹿狩りの途中、仇敵に暗殺されてしまう。兄の遺志を継ぎ、宗主の座についたのは、弱冠19歳の孫権であった。
著者等紹介
仲路さとる[ナカジサトル]
1959年、北海道檜山郡に生まれる。1994年、『異 戦国志』で第一回歴史群像大賞を受賞
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