内容説明
光文24年(1949)、北米大陸を二分して繰り広げられていた日独決戦は膠着状態に陥り、雌雄を決することができずにいた。これを打破すべく、ヒトラーは恐るべき最終兵器を用いようとする。それはカンザスを一瞬にして壊滅させるほどの威力を持つ新型爆弾であった。一方、ドイツとソ連はついに開戦の火蓋を切って落とし、独軍の主力は破竹の進軍を展開して、レニングラード、モスクワへ強行突破を開始する。ドイツの戦略に脅威を感じたスターリンは、ヒトラー暗殺計画を決行しようとするのだが―。日本とドイツの戦いは、今まさにクライマックスを迎える。世界の覇権をかけて激突した戦いを制するのは誰なのか。果たしてアメリカは独立への道を歩むことができるのか!?シリーズ堂々の総力編、ついに完結。
著者等紹介
ボンバ,タイ[ボンバ,タイ][Bomba,Ty]
アメリカで多数のファンを持つ著名なゲームデザイナー。’80年代に、1943年の東部戦線をテーマにした「燃え上がる猛虎」を発表、ゲームデザイナーとしてデビューする。その後、様々なボードシミュレーションゲーム雑誌でゲームデザインを手がけ、1989年には独自のボードシミュレーションゲーム&戦史誌である「コマンドマガジン」を創刊する。現在は、「コマンドマガジン」の編集責任者兼経営者として、カリフォルニアで多忙な日々を送っている。デザイナーとしての代表作は、バルバロッサ作戦をテーマにしたゲーム「電撃戦’41」である
桂令夫[カツラノリオ]
1968年生まれ。著述・翻訳業。ボードゲームやテーブルトークRPGを愛好し、『コマンドマガジン日本版』『GAMEぎゃざ』等の雑誌に記事を寄せている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。