出版社内容情報
1945年4月、ナチス・ドイツの最後の牙城ベルリンは風前の灯であった。死闘を繰り広げる歴戦のドイツ戦車兵、V2奪還を画策する連合国軍。ヨーロッパ戦線の壮絶な戦いの幕が、今切って落とされる。巻末に特別寄稿・宮崎駿監督「妄想戦車戦論」を掲載。
内容説明
1945年、4月…。ナチス・ドイツ最後の牙城ベルリンは風前の灯であった。東からはソ連軍、西からは米英軍が押し寄せ、かつて世界を震撼させたドイツ機甲部隊の生き残り勇士達も、祖国を守るべく最後の死闘を決意した。一方、ドイツの開発したロケット兵器V2号の先進技術を奪うため、連合国軍の間にも暗闘が繰り広げられる。歴戦のドイツ戦車兵、戦乱に巻き込まれたベルリンの若者たち、V2号に婚約者を殺された復讐を誓う英軍大尉、そのV2号の奪取を狙うソ連将校…。人々の思いを飲み込んで、ヨーロッパ戦線最後の凄惨な戦いの幕が、今切って落とされた。
著者等紹介
梅本弘[ウメモトヒロシ]
1958年、茨城県に生まれる。武蔵野美術大学卒。1980年代の後半から約15年間、軍事関係の書籍の翻訳、世界各国の戦車/航空機博物館を取材した写真集の編集などを進める傍ら、フィンランド軍関係の著作を出版。現在は日本陸軍戦闘機隊関係の書籍シリーズを構想、資料の収集等の執筆準備中。著書に、1939年冬のソ〓戦争の戦記『雪中の奇跡』、1944年夏ソ連軍の大攻勢に立ち向かうフィンランド軍の勇戦奮闘を描いた『流血の夏』(両書とも大日本絵画)、逆さ「福」マークのティーガー重戦車の数奇な運命と活躍を、虚実とり混ぜて描いた仮想戦記『ビルマの虎』、その続編である『逆襲の虎』(カドカワノベルズ)、『ベルリン1945―ラスト・ブリッツ』の母胎となった『エルベの魔弾』(徳間書店)があり、訳書には『空対空爆撃戦隊』、『SS戦車隊』、『フィンランド空軍戦闘機隊』、『フィンランド上空の戦闘機』、『フィンランド空軍のエース』、『日本陸軍航空隊のエース』(以上、大日本絵画)がある
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