出版社内容情報
昭和十六年十二月八日、南雲中将率いる第一航空艦隊はマニラ湾を奇襲し、大東亜戦争の火蓋が切って落とされた。日本軍はMO作戦を決行し、フィリピン、シンガポールを陥落、ギルバート諸島への上陸作戦を開始する。しかし、その真の目的は濠洲制圧にあった!
内容説明
昭和16年12月8日、南雲忠一中将率いる第一航空艦隊はマニラ湾を奇襲し、キャビテ軍港に投錨する米艦艇群をことごとく爆沈した。大東亜戦争の火蓋が切って落とされたのである。それは、日本だけでなく、独立の旗を掲げて戦う亜細亜諸国にとって、不可避の選択肢でもあった。日本軍はMO作戦を決行し、フィリピン、シンガポールを陥落、ギルバート諸島への上陸作戦を開始する。しかし、その真の目的は濠州制圧にあった。遙か南洋の果てに繰り広げられる究極の戦いが、いま始まる。赤銅の大陸を、果たして日本軍は奪取することができるのか。
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- 和書
- 板谷バカ三代 角川文庫