器と料理―新しい器づかいの極意

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 174p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784054013537
  • NDC分類 596.9
  • Cコード C2077

出版社内容情報

和洋中の人気シェフ3人が現代を代表する陶芸家16人の器を使って料理・盛り付け対決。同じ器に違った料理を盛る、同じ料理を違った器に盛る‥。そんな目からウロコの変化が興味深い。シェフたちの相互批評も新鮮。新しい感覚の盛り付けバイブル。   

内容説明

最近は定番タイプの器ではなく、ちょっと食卓に新風を吹き込んでくれるような個性的な器たちが、今、改めて注目されています。隙のない端整なイメージの白磁や青磁に味わいのあるゆがみがあったり、あるいは豪快な造形美を表現していたり。プリミティブで素朴な土物が、繊細でモダンな表情を見せていたり。シンプルでありながら、どこかユーモラスな色や形をしていたり。いってみれば、ちょっと一筋縄ではいかない型破りな器たち。本書は、こうした器をつくり出す先駆者となった、現代の日本を代表する人気の陶芸家、漆芸家の器に、これまた日本料理、イタリア料理、中国料理、それぞれの第一線で活躍する料理人が、挑みます。

目次

第1章 人気絶頂の気鋭の作家の器に盛る(黒田泰蔵;星正幸;三谷龍二;太田修嗣 ほか)
第2章 日本を代表する個性派作家の器に盛る(鯉江良二;鈴木五郎;小川待子;隠崎隆一 ほか)
料理人鼎談 15人の作家の器、どう対峙しましたか
器に盛られた料理の作り方

著者等紹介

野崎洋光[ノザキヒロミツ]
板前割烹「分とく山」、ふぐの名店「とく山」総料理長。正確な理論と繊細な感性に培われた腕は旬の素材を奇をてらわず、自然体のおいしさに仕立てる。熟練の職人技に加えて、独自の理論に基づいた料理法は的確。その知識の深さと体系立てた調理法は家庭でも受け入れられ、TV、新聞、雑誌等でも活躍。陶芸家との交流も多く、和食器への審美眼の高さは相当なもの。『美味しい方程式』(文化出版局)など著書多数

日高良実[ヒダカヨシミ]
「アクアパッツァ」「青山アクアパッツァ」、「マンジャ・ペッシェ」総料理長。素材のおいしさをそのまま引き出すイタリア料理を紹介、東京で作る“東京イタリアン”を提唱。いまや日本のイタリア料理の第一人者として活躍。日本の食材もこだわりなく使いこなす。お店や器のしつらえにもこだわり、盛りつけのセンスのよさには定評がある。『素材を生かしたイタリア料理』(柴田書店)など著書多数

河田吉功[カワダヨシノリ]
「文琳」オーナーシェフ。化学調味料を一切使わず、素材の持ち味を生かした中国料理のおいしさで一世を風靡。旬の素材を独創的な味わいに仕上げる名人。デザートも得意で、洗練された味わいの多種の甘味は女性客にも人気。器への造詣は深く、特に日本や中国の骨董には一家言ある。お店の器もシェフが選んだ和食器と中国のものでそろえている。『キリリとうまい新鮮中華』(学習研究社)など著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BEAN STARK

4
日本を代表する個性派作家の器に盛られる料理。盛り付けの決まりごとを大切にしながらも個性的なアレンジをくわえ、斬新な表現をする。盛る前のイメージと盛ったイメージの違いもあるだろう。2016/11/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1863280
  • ご注意事項