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出版社内容情報
アール・デコはパリで始まった。ポワレやシャネルのモード革命の中から幾何学形を組み合わせたシャープな形と赤、黒、金など明快な色彩を特徴とするアール・デコが誕生した。エレガントでシックな本場パリのアール・デコの魅力をたっぷりと紹介する。
内容説明
アール・デコはパリで始まった。ポワレやシャネルのモード革命は、社会に進出する女性に圧倒的に歓迎され、この時代のパリは最も活気にあふれ、洗練された都市になった。その中から幾何学形を組み合わせたシャープな形と赤、黒、金など明快な色彩を特徴とするアール・デコが誕生した。本巻はエレガントでシックな本場パリのアール・デコの魅力を紹介する。
目次
エレガンスの終着点
モダンの幕開け
パリ・モードの開花
グラフィックの黄金時代
建築のエコール・ド・パリ
近代化するパリと変貌するアール・デコ
アール・デコと共に
アール・デコ時代の女性群像
二十年代のパリの画家たち
二十年代の演劇とその周辺
浜中勝―日本からきた漆のデザイナー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
278
シリーズ第1巻はパリ。題して『アール・デコ誕生』である。時は1920年代、アール・デコはまずパリに花開いたのである。本書はこれを多角的に紹介してゆく。家具調度にはじまって、装飾品、モード画、ファッション(ポール・ポワレにはじまり、やがてシャネルが登場する)、カッサンドル等のグラフィック、絵画はキスリング、ヴァン・ドンゲン、そしてレンピッカがいる。建築もまた百花繚乱。巻末にはこれらを訪ねる「パリ アール・デコの旅」が地図付きで掲載されている。まさに至れり尽くせりのアール・デコ三昧である。2023/12/18
MO
1
写真多めで建築、芸術、デザイン、人物、等々その時代に興ったアール・デコ様式の事柄を広範囲に解説していてとてもためになった。サイズも絵画をよく見るにはこれくらいの大きさは良いと思う。日本の漆が注目されたので、浜中勝、スガワラという職人が100年前のパリに移り住み活躍していた話には想像が膨んだ。芸術の都に渡った職人。もうそこから離れたくないだろう。文化も説明してくれているのでその頃の雰囲気が思い描けた。アート&デザインを理解するのに歴史は必須だが、特にファッションは時代の空気が大事だから。2020/08/24
をとめ
0
図書館2020/01/17