出版社内容情報
マッカーサー元帥とモンゴメリー将軍に率いられた米西部同盟は、テキサス独立政府のパットン元帥と共同して、独軍が占領するメキシコ領内に突入し、カリフォルニア半島にある独空軍基地を粉砕しようとしていた。対する砂漠の狐・ロンメル軍団の反攻は……!?
内容説明
光文23年(1948)、日本とドイツの2大帝国は、世界の覇権をかけて激突した。第三次世界大戦が勃発したのである。一方、4年前に起こった太平洋戦争で日本に敗れたアメリカは東西に分断された後、4つの勢力に分裂していた。日本影響下の西部同盟とドイツ影響下の東部連合、そしてテキサスとニューイングランドの弱体な独立政府である。そんな中、南米では、サンフランシスコを拠点とするアメリカ西部同盟が、今まさに電撃作戦を決行しようとしていた。独軍が占拠するメキシコ領内に突入し、カリフォルニア半島にある独空軍基地を粉砕するのだ。マッカーサ元帥とテキサスの司令官パットン元帥、そしてイギリス援軍のモンゴメリ将軍という最強無比(?)の指揮官に率いられた西部同盟の勝利は確実なものに思われた。しかし、砂漠の狐・ロンメル率いる独軍四個師団はこれに反攻すべく、すでにニューメキシコ侵攻作戦を開始していたのであった―。
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