内容説明
みんなの“ほんとうの幸い”を真剣に願った「人間・宮沢賢治」37年間の生涯の心のメッセージ。作品17編収録。
目次
1 少年時代(1)イーハトーブの賢治
2 少年時代(2)石コ賢さん
3 盛岡中学時代(1)岩手登山と父との葛藤
4 盛岡中学時代(2)修羅のめばえ
5 盛岡中学時代(3)初恋、法華経との出会い
6 盛岡高等農林学校時代(1)ライオン教授のお気に入り
7 盛岡高等農林学校時代(2)保阪嘉内と「アザリア」
8 盛岡高等農林学校時代(3)迷いの青春
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
16
宮沢賢治というと作者本人にファンがついている印象の作家でした。 でも生い立ちなど詳しいことは知らず、学校でいくつか読んだ作品と 映画になった「銀河鉄道の夜」のみ記憶に残っていました。 童話が多いので穏やかな人生を送っていたのかと思っていましたが いやいや、人生常にハードモードのフルスロットル!学校の先生になったり、 宗教に没頭したり、農民になって私塾を創設したり…。亡くなったのは過労が原因でしょうか。。2017/01/28
miko
1
賢治に、少し逢えた気がします。「注文の多い料理店」序が好きです。2016/12/13