吾輩は英語がペラペラである―ニッポンの偉人に学ぶ英語学習法

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吾輩は英語がペラペラである―ニッポンの偉人に学ぶ英語学習法

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  • サイズ A5判/ページ数 176p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784053056412
  • NDC分類 830.7
  • Cコード C2082

出版社内容情報

日本にいながら英語を身につけた偉人に学ぶ
究極の英語学習法!

***
大隈重信―テキストはアメリカ合衆国憲法と聖書
伊藤博文―毎日英字新聞を読む
新渡戸稲造―1日3語覚える
夏目漱石―英文を方程式に当てはめる
野口英世―スペルの規則を見つける
石川啄木―仲間同士で1章ずつ訳読
村岡花子―60パターンの英文を暗唱
芥川龍之介―「ながら読み」で洋書を読破 etc…
***

■「はじめに」より一部抜粋

新渡戸稲造、夏目漱石、野口英世―彼らに共通する点がわかりますか。それは、成人する前に海外への留学を経験することなく、日本にいながらにして、ネイティブ顔負けの英語力を身につけたことです。
新渡戸稲造は、日常会話をすべて英語とし、日本語を使ったら罰金というゲームを友人と行ったり、一日三つ新しい英単語を覚えれば2年で英字新聞を読めるようになるという「一日三語主義」を提唱したりと工夫を重ね、国際連盟事務次長を務めるほどの高い英語力を身につけました。英文学を研究していた夏目漱石は、英文を方程式に当てはめるという独自の科学的アプローチに挑みました。貧しい家庭に生まれた野口英世は、学歴不足を補うために英語力を磨き、アメリカ行きのチャンスを手にしました。
ほかにも、大隈重信、伊藤博文、芥川龍之介など、英語学習で一定の成果を挙げていた偉人はたくさんいます。政治や文学の世界で彼らが残した功績は歴史の授業で習いますが、英語学習に苦労していたという話は、意外と知られていないかもしれません。
本書は、そんな日本の偉人30人が実践した英語学習法をまとめたものです。彼らが生み出した独自のメソッドを体験したり、彼らが読んだ英文や書いた英文を味わったりする「やってみよう」というコーナーも設けています。
30人の偉人の中には、遭難時にアメリカの捕鯨船に助けられ、そのまま渡米したジョン万次郎や、幼少期のほとんどをアメリカで過ごした津田梅子など、英語学習に有利な環境で育った人物も一定数います。しかし、そういった例外的なケースを除いて、多くの偉人が置かれていた環境と、今日の日本を比べたら、今のほうがはるかに英語を習得しやすい環境であるはずです。彼らにできて、私たちにできないと弱音を吐くことは許されません。
さあ、30人の個性豊かな偉人による英語教室の扉を開きましょう。「こんなやり方、意味あるの!?」とツッコミたくなるような学習法もたくさんありますが、お札や教科書に載っている偉人たちも、そうやって時に失敗しながら、地道な努力を重ねて英語を習得していきました。この本が、英語学習に励むあなたの支えとなることを願っています。

内容説明

1日3語覚える、英文を方程式に当てはめる、スペルの規則を見つける。新渡戸稲造、夏目漱石、野口英世―日本にいながら英語を身につけた偉人に学ぶ、究極の英語学習法!

目次

1 みんな知ってるこの人も英語を学んでいた!(オランダ語を学び西洋に負けない国をめざした武士 勝海舟;勉強嫌いを克服し学問の啓蒙書を出版!福沢諭吉;イギリス公使にも一目置かれた国民的政治家 大隈重信;英語はしゃべれなくてもアメリカ人に愛された実業家 渋沢栄一;「英語ができる」という理由で初代内閣総理大臣にまで出世した男 伊藤博文 ほか)
2 実はスゴイ!知られざる英語マスター(パッションを武器に幕末外交に貢献した通訳 森山栄之助;黒船に向かって「I can speak Dutch!」と叫んだ男 堀達之助;日米の架け橋となった土佐の漁師 ジョン万次郎;渋沢栄一とともに海を渡りパリ万博に参加した商人 清水卯三郎;近代日本語の成立にも寄与した「日本郵便の父」 前島密 ほか)

著者等紹介

大澤法子[オオザワノリコ]
1983年、愛媛県生まれ。神戸女子大学文学部文学科英文学専攻卒業、神戸大学大学院文学研究科修士課程修了。文学修士(言語学)。大学院修了後、実務翻訳や技術翻訳に携わるほか、日本文化やテクノロジーをテーマに寄稿を行っている

バーダマン,ジェームス・M.[バーダマン,ジェームスM.]
アメリカ合衆国テネシー州生まれ。早稲田大学名誉教授。プリンストン神学校修士、ハワイ大学大学院修士(日本研究)。1976年に来日し、数々の大学で教鞭をとる。著書に『毎日の英文法』シリーズ(朝日新聞出版)、『シンプルな英語で話す日本史』(ジャパン・タイムズ)、『日英対訳 世界に紹介したい日本の100人』(山川出版社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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yomineko@猫と共に生きる

69
読み友様からのご紹介本です📙教材どころかそれもなかった時代の偉人達の語学学習法。あの手この手で何とかモノにしようとする血のにじむ様な努力には頭が下がる。外国語を1つマスターすると、2つ目は容易、というのは実感。ノウハウもそうだが、違う言語に繋がりを見出す喜びも学習速度を加速!前島密さん、相当ペリー氏に入れ込んだ様で、漢字廃止を訴えていたとかは滅茶苦茶だと思う。日本の文化も大切にしつつの外国語学習に技あり!と見ました😊2024/01/05

ぽけっとももんが

8
素読とか漢語とか、昔のやり方が語学習得にも結構有効らしい。また共通語がなく今より方言の差が際立っていたから、地方出身者たちが意思疎通するのに英語など外国語を使っていたとか、必要性に迫られることが多いことがモチベーションを保つ秘訣だったりするのだろう。ただ結局、語るべきを持つことが何より大切だ。偉人たちがたとえたどたどしくて間違えていたとしても、人々は耳を傾けるだろうから。2023/11/18

Falgorou

3
日本を牽引した偉人達はどのように語学を取得していったのかについて紹介された偉人伝。個人的には鎖国により英語という未知との言語に遭遇しつつ、国内で悪戦苦闘しながら、ネイティブ顔負けの高い英語力を身につけた人々に興味津々。今とは比べ物にならないくらい学習教材がなく、英語が普及していなかった環境で先人達の語学習得のために傾けた努力と想いが想像を絶する。一方で毎日ラジオで長くて30分くらいでヒィヒィ言っている自分の何と甘いことか…(笑)。そして彼らは漢文を通し日本語の土台が揺るぎなかった所も注目に値する。2023/07/24

めーちゃん

0
「クラムボン」には色々諸説ありだけど、、、2023/12/12

ちゃんふじ

0
英語が苦手な俺も偉人に学べば得意になるのでは?と思ったが…たぶん無理そう…2023/08/23

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