出版社内容情報
文章を書くとき,さまざまな情景や風景をありきたりな言葉でしか表現出来ず困るときに開く本。気象・自然・時・色などを,より美しい言葉で表現したい人のための一冊。薄い,軽い,小さいの三拍子で,いつでもどこでも使える。
内容説明
薄い、軽い、小さいでも有能!自然の繊細な一面を表現したいあなたに!趣のある情景描写ができるスマートな類語辞典。小説、シナリオ、歌詞、台詞…。
目次
気象
自然
草木
生き物
人体
色
時・季節
付録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優雨
19
紅雨(花に降り注ぐ春の雨)、雪の果て(その冬の最後に降る雪。雪の別れ。忘れ雪)、水月(水に映る月の影)など、フランス語とかも綺麗だけれど、日本語は本当に美しいと改めて感じました。知らなかった言葉も幾つもあったので、良い勉強になりました。青を表す言葉だけでも、浅黄色、群青、水色、花色、若苗色、縹色、蒼黒…etc.など少しずつ色味が違う20種類以上の青があり、繊細な感性を感じます。せっかく日本人に生まれたのだから、こんなに豊かで美しい言葉や色彩の世界を知らずに生きるのは、とてももったいないことだと思いました。2021/03/22
しき
12
情景を繊細に描写したい人の本。自分の調べたい言葉がはっきりしてなくても、ページをめくれば目当ての言葉が見つかる。2019/10/12
みちぱん
1
かゆいところに手が届く良書。2021/03/03
シ
0
自然の綺麗な言葉、四季に寄り添う言葉があって良い。2022/09/03
Jimmy
0
この本を持って公園に行き、目についた自然を言葉に変換する。 つまり言葉集めをしに、自然に赴く。 こんな使い方をしてます。詩人気取り笑2021/07/19