出版社内容情報
歴史に名だたる偉人たちの残した恋文をのぞいてみたら、偉人らしからぬヤバさが全開だった!?恋文という究極のプライベートから見えてくる、偉人の生の姿を漫画で紹介。本書は伊達政宗、武田信玄、坂本龍馬、太宰治、中原中也など日本の偉人23人を収録した。記事ページでは実際の手紙と解説を掲載。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
須戸
1
以前学研のサイトで一部を読んで興味を持った。偉人たちも送った相手以外に手紙を読まれるのは嫌だろうなと考えながら、娯楽として読んだ。文章というものは、書き手の人となりを知ると印象が変わることを実感した。恋愛絡みで有名な気がする偉人はむさし野文学館の館長がメンヘラ製造機と呼んでいた太宰だけど、他も中身が濃かった。漱石に対するイメージが格段に下がった。存在自体が今まで記憶になかったけれど、すごいと思った偉人は榎本武揚。児童書だから漢字にふりがなが付いているが、自分が小学生の頃に読んでいたら理解できなかったかも。2025/11/17




