出版社内容情報
今日はプテラノドンの子ども・プテラが初めて飛ぶ日。崖から飛びたつ勇気がなく、下を見たら高さにドキドキがとまらない。「やっぱりできない!」と、すがりつこうとしたお父さんは、お手本とばかりに、先に飛んで行ってしまう。ひとり残されたプテラも思い切って飛んでみると…? こわい→むり!→できた!→ほこらしい…揺れ動くプテラの気持ちを一緒に味わいながら、幼児期にこそ育みたい、非認知能力を高める絵本。
内容説明
むか~し、むかし。「人間」もまだいない大昔。恐竜の子どもたちも、キミたちと同じようにいろんな「きもち」を感じながら、暮らしていました。「きもち」って何なのか、知らずにね。かなしかったり、うれしかったり、こわかったり…。恐竜時代にも、今と変わらない「きもち」の物語がありました。この本で登場するプテラは、高い岩山の端っこにいます。飛びたい「きもち」はあるようですが、「勇気」を出せるでしょうか。さあ、恐竜時代へ、「きもち」の探検旅行へ、出かけましょう!
著者等紹介
いりやまさとし[イリヤマサトシ]
東京都生まれ。イラストレーター、キャラクターデザイナーを経て絵本作家に。ふんわり優しいパステルタッチの絵が「見ていると癒やされる」と子育てパパママたちに人気。近年海外のファンが急増中。特にアジアでの人気が高まってきている。二人の男の子のお父さんでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
136
いりや まさとし、5作目です。ダイナソーキッズ「きもち」について考える絵本シリーズ第二弾、いつの時代も多少の勇気が子供を成長させます🦕🦖🦕 https://hon.gakken.jp/book/10205979002024/07/13
遠い日
2
「ダイナソーキッズ きもちのえほん」シリーズ。プテラノドンの子ども、プテラが初めて空を飛ぶことに挑戦します。お父さんに導かれるように、岩場から飛ぶことを促されますが、恐怖に最初は打ち勝つことができません。自分の気持ちを奮い立たせること、飛び立ってみて風に乗るまでのわけのわからなさ、みんな経験して初めて、飛ぶことの気持ちよさを理解します。勇気とは他から与えられるものではないのですね。2025/04/11
みりんのいえ
1
はじめて空を飛ぶプテラ。高い岩山の端っこにたっていて…今、どんな気持ち?怖いかな??逃げちゃいたいかな??一緒に気持ちを感じて、知ってほしいな。さぁ、プテラは空を飛べるかな??2025/03/16