出版社内容情報
町でもっとも有名なゴリラ、キングコングの、そこまで(というか全然)有名じゃなくてママとネコと暮らしているいとこのジュニア君の日常をさらりとくすりと描いた一冊。舞台に出たり、映画に出たりする華やかなキングコングとささやかな日常を送るジュニア君との対比も楽しい。幸せの価値観はひとそれぞれ。ジュニア君の穏やかな日々に心がぽかぽかします。
著者等紹介
ティーグ,マーク[ティーグ,マーク] [Teague,Mark]
カリフォルニア州、サンディエゴ生まれ。15歳のときからニューヨークに暮らす。独学で絵を描きはじめ、絵本を40冊以上出版。ニューヨーク州のハドソン・バレーで、家族とともに暮らしている
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年埼玉県生まれ。保育士、バンド「トラや帽子店」を経て、現在はシンガーソングライター、絵本作家として活躍。『ないた』(金の星社)で日本絵本賞大賞、『歯がぬけた』(PHP研究所)でけんぶち絵本の里びばからす賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
163
キングコングは知っていますか、彼にいとこがいるのは初耳です。それにしても同類なら、もっと体格差は小さいはずですが・・・(笑)🦍🦍🦍 https://hon.gakken.jp/book/10205748002023/11/01
ツキノ
16
【ねこのバーニスの存在、ママのことばがけ】2023年11月発行。まちでいちばん有名なゴリラ、キングコングのいとこのジュニア。「ぼく、コングみたいに おおきくて つよい ゴリラになる」とトレーニングや食事にはげむ。相棒のバーニスとともに。ある日、バーニスが木の枝に引っかかってしまい、ジュニアが奮闘。「きょう、あなたは とても ゆうかんだったわ」。コングが窓から見ているよ。もしかしてコングがジュニアをうらやましいと思うこともあるかもね。モノクロの絵がとてもいい。【134】2024/05/30
ほんわか・かめ
12
キングコングのいとこのジュニアくん。いとこだからといって、キングコングみたいに巨大でもないし、すごい力も持っていない。有名でもないし 、映画に出演するとこもない。でもそんなの関係ない。ジュニアくんにはジュニアくんの楽しい生き方があるよ。〈2023/Gakken〉2024/08/27
moco
4
【6歳8か月】図書館新着棚より。表紙の文字のデコボコ感がお気に召した娘の感想「ジュニアすこし大きくなってる、すごい」2024/01/06
NOYUKI
2
キングコングって今の子どもたち、わかるのかしら?キングコングが普通にいる世界があるなら、その関係者として、従兄弟もいるかもね。従兄弟のジュニアは小さくても中味はでっかい素敵なゴリラだよね「あなたは コングと 同じくらい とくべつよ」って言ってくれる素敵なママもいるし、大切な友だちのバーニスを助けてあげる勇気もあるし。ふふ。大きいってこーいうことよね。2024/07/02