出版社内容情報
日本の歴史を変えた戦いをテーマとした学習まんがシリーズ。「戊辰戦争」を描くこの巻では、鳥羽伏見から五稜郭の戦いまでの戦いを、人物、政治などを含めわかりやすく学ぶことができる。巻末には豊富なビジュアルをそろえた資料ページも付属。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
2019年版、小学生でも比較的くみとりやすく描かれた戊辰戦争です。大人になってから戊辰戦争について様々な角度から描かれた本を読みましたが、つくづく日本が良くも悪くも前例を守り、変化に柔軟に対応することに抵抗を感じる民族なんだな、と痛感しました。どちら側にも素晴らしい若き人材がいたのにどんどん死んでしまったこと。トップが無能な事なかれ主義達なこと。現在の問題と重ねながら読みました。昨日イギリス人友がBrexitから派生した現在の混乱を嘆いていましたが、日英の反動的な部分は本当によく似ているなあ…とため息。2022/10/13
くるた
3
奥羽越列藩同盟に関する小説を、色々読みたいと思っています。旧幕府側・新政府側に中立な内容で、要所を押さえつつ適度に詳しく、写真や地図も載ってる本…ということで、学参図書が最強だろうと思い、こちらを図書館で借りました。児童向け参考図書って、もっと大人も活用すべきだと思っています。クオリティが高い本がたくさんあるのに、「子供向け」という思い込みで損してる気がする。もちろん、こちらの漫画も大変わかりやすかったです。2020/11/15
SNOOPY
1
最後の人物のまとめが参考になりました。新政府軍と旧政府軍に別れてかかれていて、わかりやすかったです。 あまり戊辰戦争のことを知らなかったのですが、少し理解できました。2020/07/06
RyoShun
0
アボルダージュ:フランス語で、自軍の艦船から敵の艦船に戦闘員を乗り移らせて攻撃する戦法のこと2022/06/26
ともゆき
0
現在の日本の礎を作った人達の物語はあまりにも壮大。 この時代を生きた人々の若さにも驚かされる。2021/09/09