ティーンズ文学館<br> 青空トランペット

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ティーンズ文学館
青空トランペット

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784052047091
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

「応援する」って、どういうことだろう。人は誰かを応援したり、応援されたりしながら生きていく―。前を向いて。顔をあげて。

内容説明

小学校6年生の広記は、父、妹、それに仲良しの建太郎、トモちんといっしょに、野球の応援をするのが、一番の楽しみ。ところがある日、建太郎が“応援”引退宣言。親に「応援する人じゃなく、応援される人になれ」といわれたらしい。建太郎だけでなく、トモちんや、自分が守ると思っていた妹まで、少しずつゆめに向かいはじめ、あせる広記。そんな広記に、父は言葉をかけた―。人は誰かを応援したり、応援されたりしながら生きていく。2016年のベイスターズと交錯する、熱い“応援”ストーリー。

著者等紹介

吉野万理子[ヨシノマリコ]
神奈川県出身。2005年『秋の大三角』で、第1回新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』で第29回、『ひみつの校庭』で第32回うつのみやこども賞受賞(いずれも学研刊)

宮尾和孝[ミヤオカズタカ]
東京都出身。2003年より画家として活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん🍊

91
児童書だけど吉野さんの作品なのでやっぱり面白かった、友達と妹と熱狂的なファンの父親に連れられ横濱スタジアムに観戦に行く小学生の浩記、母親に応援するよりされる人になって欲しいと言われた健太郎に心が揺れる、弱視の妹にずっと寄り添う事が使命だと思っていたが将来の夢も見つけられず焦る、ベイスターズ愛溢れた作品でファンではないが浜の番長の引退の試合を観にいくシーンでは思わず一緒に涙ぐんでしまった。選手を応援する事で自分が元気をもらう、それでもいい。2017/12/13

tan

30
冬休みなので児童書から。野球は全く知識がないけどベイスターズやハマの番長など知っている人も登場して面白く読めました。「夢を持つ」をテーマに読後清々しい気持ちになれ、吉野さんなので安定感があり上手く読ませていました。新年にふさわしい爽やかな風をかんじさせてくれた本でした。2018/01/03

カール

29
久しぶりの吉野さん(^^)児童書ですが、面白かったです。プロ野球の球団や選手が実名で出てくるのでビックリ。横浜ベイスターズを応援する少年が主人公。自分には夢がないと思っていたけど、ひょんな事からベイスターズの応援団に入りたい!トランペットを吹きたい!と夢を見つける。清々しいお話でした。2017/12/11

たんぽぽ

23
爽やかな読後感。勤務校にベイスターズファンの子がいること、夏に吉野さんの講演会に参加したり、商店街での地元の強豪吹奏楽部の演奏をたまたま聴いて、音楽熱が再燃したり…のキッカケで。関内駅周辺では、青い人達をよく見かけるけど、その一人一人にも物語があるんだろうなぁ。私はどこのファンかと言われればタイガースだから、主人公のお母さんと一緒。でもいいプレイにはどこのファンとか関係なく、感動して心通じ合える…そんなところも描かれていて良かった。2018/12/16

shiho♪

21
我が家を題材にしました❓️ってくらい、親近感ありました(笑) 家族でプロ野球応援。家族旅行は⚾️遠征(コロナ前はあちこち行きました)。長男が応援団のお兄さんに話しかける(私は恥ずかしくてしらんふり💦)。長男がトランペット始める(ブラスバンド部に入りました♪)。 大魔神がいた頃は私も横浜ファンでした🌟お話では三浦番長、筒香選手、井納選手、梶谷選手が出てきますが、番長が今監督やってる以外、もう横浜にいないです😞私は三嶋投手が好きです。強気のピッチングがカッコいい!応援って楽しいし、元気をもらえます。2021/06/04

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