１０歳までに読みたい名作ミステリー 怪盗アルセーヌ・ルパン―少女オルスタンスの冒険

ルブラン，モーリス【原作】/二階堂 黎人【編著】/清瀬 のどか【絵】

Ｇａｋｋｅｎ（2016/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 167p／高さ 21cm
• 商品コード 9784052045660
• NDC分類 K953
• Cコード C8397

出版社内容情報

怪盗でありヒーロー！天才ルパンの冒険と活躍にドキドキのシリーズ。『砂浜の密室事件』『雪の上の足あと』全２話収録。怪盗でありヒーロー！天才ルパンの冒険と活躍、トリックにドキドキのシリーズ。レニーヌ公爵と少女オルスタンスが事件にいどむ、『砂浜の密室事件』『雪の上の足あと』全２話収録。（原作『八点鐘』より。）オールカラーイラストで、夢中で読めるミステリー！

モーリス・ルブラン［モーリスルブラン］

二階堂黎人［ニカイドウレイト］
１９５９年東京都生まれ。９０年、第１回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。９２年、『地獄の奇術師』（講談社）でデビュー。名探偵二階堂蘭子を主人公にした『人狼城の恐怖』四部作（講談社）他、著書多数。

清瀬のどか［キヨセノドカ］
漫画家・イラストレーター。『鋼鉄のレギオスＭＩＳＳＩＮＧ　ＭＡＩＬ』『ファイナルファンタジーＸＩ　ＬＡＮＤＳ　ＥＮＤ』（以上ＫＡＤＯＫＡＷＡ）、『学研まんがＮＥＷ日本の歴史０４』（学研）等作品多数。

内容説明

美しい観光地の海岸で、殺人が計画されているという情報をつかんだレニーヌ公爵。オルスタンスとともに、さっそく、その土地へと向かう！（「砂浜の密室事件」）。雪がふりつもった、山おくの村で、ある夜、銃声とともに男が消える。男の足あとを見るかぎり、かなりふらついていたようだが…（「雪の上の足あと」）

著者等紹介

ルブラン，モーリス［ルブラン，モーリス］
１８６４年、フランスのルーアンに生まれた、推理、冒険小説家。１９０５年に「怪盗ルパン」シリーズを出し、世界中の人々に読まれるベストセラーとなる

二階堂黎人［ニカイドウレイト］
１９５９年東京都生まれ。９０年、第１回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。９２年、『地獄の奇術師』（講談社）でデビュー。推理小説を中心にして、著書多数

清瀬のどか［キヨセノドカ］
漫画家・イラストレーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[雨巫女。@新潮部]

《私-図書館》ルパンは、怪盗より、探偵が向いてると思った。

2017/12/29

[マツユキ]

児童書のルパンも読みたくなって。元になっているのは、『八点鐘』収録の二篇。少女オルスタンスを助手に探偵しています。夏と冬の足跡トリック。すっきりまとめられています。

2019/06/16

[小梅さん。]

アルセーヌ・ルパンが探偵として活躍する２編。 奇岩城が出てきて、嬉しくなる。 助手として一緒にいる少女オルスタンスも可愛らしい。 挿絵のルパンが、かなり若くてかっこいい。 お話自体は、子供向け、ルパン初心者向けということであっさりしたものだけど、怪盗紳士の紳士たるところはばっちり。 このシリーズ、既刊もあるみたいだし、続きも在るみたいなので楽しみ。

2017/01/19

[とりじまカラス]

今作ではルパンの怪盗ではなく、探偵としての一面が描かれます。 オルスタンスとのコンビが映えます。 このシリーズの中では一番元になった作品が読みたくなりました。

2019/05/28

[しらたえび]

ルパンかっこよすぎるよ。今回は、ルパンではなくレニーヌ侯爵として事件を解決していきます。密室殺人・雪の上の足あとと2話入っており短く読みやすいです。7歳

2022/12/28