出版社内容情報
月の満ち欠けのしくみや月のできかた、月がどんな場所かなど月のひみつが、月に行ったウサギのお話を通してまるごとわかります。
月旅行に行くウサギの話を通して、月のひみつがまるごとわかる絵本です。月の満ち欠けのしくみから、月のできかた、潮の満ち引き、月食、月がどんな場所かなどを、わかりやすく解説しています。読み聞かせなら年長、自分で読むなら小学生から。
著者等紹介
はっとりみほ[ハットリミホ]
服部美法。三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。三重大学教育学部卒業。子どもの本専門店「メリーゴーランド」(三重県四日市市)主宰の絵本塾に参加
あがたひでひこ[アガタヒデヒコ]
縣秀彦。国立天文台准教授。1961年長野県生まれ。東京学芸大大学院修了(教育学博士)。天文教育研究会会長、日本サイエンスコミュニケーション協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nakanaka
62
「学研の科学絵本」というだけあってためになる絵本でした。月に映るウサギを見るために月に向かうウサギの話。月の満ち欠けや干潮満潮の話などとても勉強になります。天体について全く興味のない生き方をしてきたので知らないことが多かったです。2018/01/14
anne@灯れ松明の火
23
隣市分館で、他の本を探していて。はっとりみほさんの本も最近読んだところだったので、こういう科学絵本も描いていたのだなあと借りてきた。うさぎの子・るなが月旅行するおはなし。「どんぐり10個」で月旅行って、ふくろうりょこうしゃさん、太っ腹(笑) 写真も交えて、月に関する知識がいっぱい! 宇宙が好きな子にはたまらない絵本。 2021/05/29
たいぱぱ
14
昨夜のスーパームーンの盛り上がりの続きのようで、実にタイムリーな絵本でした。絵本というより月のお勉強かな。「そうなんや~」と知らないこともたくさんありました。服部美法さんが以前、地元の画廊からだした絵本に登場したワニくんが出ていて、ニヤリとさせられました。2015/09/29
のり
6
月について学べる絵本。夜は-170℃の寒さ、昼は110℃。1日が長く昼と夜が15日(354時間)ずつ。音が聞こえない。空気がない。月の引力で海の水が満ち引きする。月食は月が地球のかげに入って見えなくなること。日食は太陽が月を隠すこと。地上から100kmより上が宇宙。空気があるのは1000kmあたりまで。月に行くまで歩いて11年、自転車で3年、自動車で6ヶ月、新幹線で52日、飛行機で16日。地球から見える月はいつも同じ面を向けているから裏側は地球から見えない。風は吹かず雨も降らないので足跡はそのまま残る。2018/01/21
みぇい
6
可愛い絵と解りやすい文章で月のひみつが書いてあります。2016/11/14