出版社内容情報
唯一の家族だった母が震災で犠牲になってしまった早紀。初めて会う祖父との暮らしを前に、早紀の気持ちは不安になるが……。
唯一の家族だった母が震災で犠牲になってしまった六年生の早紀は、母の親友に案内され、初めて会う祖父との二人暮らしを決心する。不安を感じていた早紀だが、知り合いになったペンションの人にも助けられながら新しい生活が始まるが……。
【著者紹介】
1964年、秋田県生まれ。通訳業のかたわら児童文学を書き始め、第15回小川未明文学賞優秀賞受賞。この作品で、第20回小川未明文学賞大賞を受賞。東日本大震災があった福島県から、現在山梨県へ移住。
内容説明
三月十一日、大地震が起こった。―そしてそれに続く大津波で、早紀(小6)は母を失った。ひとりとなった早紀は、まだ会ったこともないおじいさんをたずねて、パンプキン・ロード(カボチャの道)へ向かった。―それは「目には見えないが、たいせつなもの」をさがすための旅立ちだった。第20回小川未明文学賞大賞受賞作品。
著者等紹介
森島いずみ[モリシマイズミ]
1964年、秋田県生まれ。通訳業のかたわら児童文学を書き始め、第15回小川未明文学賞優秀賞を受賞。『パンプキン・ロード』で、第20回小川未明文学賞の大賞を受ける。原発事故があった福島県から、現在山梨県に避難生活中
狩野富貴子[カリノフキコ]
1945年、高知県生まれ。広告関係の仕事を経て絵本・さし絵の世界にはいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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