出版社内容情報
10分で読めるすいりやたんていの物語を集めた短編集。現代作家のものから名作まで幅広く楽しむことができる。
10分で読める、すいりやたんていの物語を集めた短編集。あさのあつこ、富安陽子、花形みつるなど今活躍中の作家の作品から、コナン・ドイル、エドガー・アラン・ポーなどの名作まで、幅広く楽しむことができる。小学校中学年向け。
【著者紹介】
1954年岡山県生まれ。主な作品に、『バッテリー』『ガールズ・ブルー』『ぼくらの心霊スポット』『神々の午睡(うたたね)』『13歳のシーズン』などがある。
内容説明
近所に住むおじいさんは、かっていた犬が死んでしまってから、元気がない。ある日のこと、見知らぬ犬が、おじいさんの家の庭につながれていた。いったいだれが、なんのためにこんなことをしたのだろう…(「カヘイさんちのウェンディ」より)。日本の、世界の、たんていが大かつやく。小学校中~高学年向け。
著者等紹介
前川律子[マエカワリツコ]
1959年、東京都生まれ。東京都の公立小学校教諭、司書教諭。現在は、三鷹市立第四小学校に勤務。読書指導や図書館活動に関わり活動。「子どもの本を読む会」を仲間と共に続け、読書指導に生かしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパンの本を勧めてもなかなか手にとってもらえませんが、朝読書などで、内容に触れる時間があると他も読んでみようかな?というきっかけになるかも? カヘイさんちのウェンディ(花形みつる)/シャーロック・ホームズ 王冠ダイヤのゆくえ(コナン・ドイル)/部屋ごと消えた母(芦辺拓)/花やしきのなぞ(あさの あつこ)/アルセーヌ・ルパン 財宝は絵の中に(モーリス・ルブラン)/少年たんていゆうかい事件(小酒井不木)/片目のねこ(富安陽子)/消えた怪獣のなぞ(藤野恵美)2019/12/03
おひさま家族
8
小5長男ひとり読み。 富安陽子さんの「片目のねこ」を長男と小3次男に読み聞かせしたら次男に怖がられました。私としてはホトケ君シリーズとして読みたいくらいなんですが。あさのあつこさんのお話も面白かったです。2018/04/14
絵具巻
1
おさげ。読みおさめ。2018/10/04
kyonkyon
1
朝読書にぴったりですね。○分で読める名作...というのに抵抗があったのですが、小学生がルパンやホームズに手を出すきっかけになると思います。ルパンはやはりカッコいい。2017/08/11
ゆうしゅまむ
1
次男(小5)の本。ホームズ、ルパンなどの定番から富安陽子さん、あさのあつこさんなどなどのすいり話も楽しめる1冊。日常のちょっとした謎を解くものもあれば不思議な現象を取り上げたお話もある。8作品もあればきっと一つぐらいは好きな話もあるでしょう。私は富安陽子さんのお話「片目のねこ」の探偵?「ホトケ」と呼ばれる少年が何とも良い。2014/08/16




