内容説明
学校に通わなくなって、家に引きこもる聡太。今日も、いつもどおりの夜中のコンビニ通い。すると、畑の中から、突然、声が聞こえてきた…。小学校中学年から。
著者等紹介
宮下恵茉［ミヤシタエマ］
大阪府生まれ。『ジジ きみと歩いた』（学研）で、第１５回小川未明文学賞大賞、児童文芸新人賞を受賞。プレアデス同人。日本児童文芸家協会会員。日本ＹＡ作家クラブ会員
ヒロミチイト［ヒロミチイト］
１９７１年三重県生まれ。Ａｃａｄｅｍｙ ｏｆ Ａｒｔ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ（Ｓａｎ Ｆｒａｎｃｉｓｃｏ，ＣＡ ＵＳＡ）の大学院にてイラストレーションを学ぶ。卒業後、帰国し、一般書を中心に装画などのイラストレーションなどを描く（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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いしかわ
39
いつだって考えは自分を縛る。言われた事を消化出来ずにいたり、嫌な事をされたりして人間って怖い！って嘆く事もそりゃあるけど…助けてくれて、光をくれるのも'人'だったりする。'あんたはせっかく人間に生まれてんから、せいぜい気ぃも体も頭も、つことき'。'なってしもたらなってしもた時。くよくよしたって、しゃあないやん' 考えても意味がない事と分かってる。なのに私達は頭を抱える。だって、それが人間だから。悪の感情も、善の感情も、全て含めて持ってるのが人間。受け入れて人生を明るく生きたい。カカシ、有難う。2013/08/10
クサナギ
7
主人公は中学生ですが、中学年くらいから読めそうです。1ページあたりの文字数も少ないのですぐ読めます。2019/10/16
三谷
5
再読。衝動的に、三冊まとめて地元の図書館で借りてきたうちの二冊目。何度も読んでいるはずなのに、「不思議なカカシとのやり取り」じゃなくて「主人公の聡太くんがどうして学校に行かず、夜中にコンビニへと出歩くようになったのか」という経緯が半分を占めていたことに驚いた。あとがきで宮下先生が「不登校になっている子たちの性格や環境などもそれぞれ違うのに、なぜ世に出ている本には『こうしましょう』と書かれているのでしょう」と書かれていて、私も確かにそうだと強く共感した。2023/08/08
ローズマリー＠2-2
5
関西弁がなんだか親しみやすいというか...すごく読みやすい本でしたっ！！ かかしがしゃべっているのも、面白かったww2014/10/09
こやまるぅ
4
カカシさんの関西弁が好き。2011/11/18
