内容説明
北京五輪4×100mリレーの快挙。銅メダルは獲るべくして獲ったものだった。この日のために、日本の短距離チームはどんなことをしてきたのか。4人のメンバーはどんなことを考えてきたのか。先輩たちから思いの乗ったバトンを受け取り、彼らも思いを乗せて後輩たちに渡す。バトンは思いを乗せて、夢をつなぐ。日本代表として世界に挑んできた「チーム朝原」の熱い物語。
目次
第1章 北京五輪メダルへの挑戦(歴史が変わる日;短距離チームの夢)
第2章 メダリストたちの挑戦(チーム朝原の誕生;朝原宣治;末續慎吾;高平慎士;塚原直貴)
第3章 最高の「チーム」への挑戦
第4章 新しい「チーム」の挑戦
著者等紹介
折山淑美[オリヤマトシミ]
1953年長野県生まれ。神奈川大学工学部卒。五輪競技を中心に取材し、「Number」「Sportiva」等で執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ようこ
1
世界陸上の期間中に思わず読破。北京でのメダルは4人の絆がもたらしたものだということがよくわかる。個人が注目されがちな陸上競技だが、これからはチームプレーの競技にも注目したくなる。2009/08/17
owatarium
0
四人が北京五輪の四継で銅メダルを獲ったときのことと,各々がそこに至るまでの競技人生が書かれている.読んでいると,あのレースをテレビで見たときに覚えた感動と興奮が蘇ってくる.短距離走をやっている,あるいはやっていた人には一読を勧める.学研から出ている本だから子ども向けなのだろうな,ほぼすべての漢字に読み仮名が振ってあるし,文字は大きめだし,言葉遣いは簡単で分量も多くなくて読みやすいから,あのレースを知らない子どもたちには是非読んでほしい.2015/04/12
雨巫女
0
バトンみつかって良かった。チーム朝原は、色々な意味で強かったのですね。バトンをより確実に素早く渡す技術で又メダルが、取れるチーム作って下さい!2009/09/03