内容説明
今日、ぼくは初めてひとりでバスに乗ってとなり町へ行きます。どきどきして目覚ましよりも早く起きたぼくを待っていたのは、太陽から生まれたきいろいバスでした!きいろバスはぼくを乗せて、町をぬけ、川をこえて、大きな広場につきました。そこは…。新しい一歩を踏み出す少年の心の高まりを軽やかに描いた、荒井良二の絵本。
著者等紹介
荒井良二[アライリョウジ]
1956年山形生まれ。絵本作家・イラストレーター。『なぞなぞのたび』(文:石津ちひろ フレーベル館)でボローニャ国際児童図書展賞を受賞、また2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念児童文学賞を受賞するなど、国内外で受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
25
うーん、なるほど。丁寧に読んでみたらわかった。自分の中の幼児性に基づく気持ちを形にしようとすると、この絵柄がいいんだな。子供が描いたようにみえて、動きがわかるように描かれているので、実はうまい(当たり前か)。乗り物にウキウキする感じが遠いのでピンと来なかったが、絵を描きだすあたりで共感できはじめた。なんだろうなこの感情は。こういうものがすっと入ってくる人と、何が違うのだろう。どう、世界の見え方が違うのだろう。2021/03/06
ひほ
24
おしりもこもこ黄色いバス 最高だね。2017/03/15
南
16
子どもが描いたようなイラスト。バスに乗るとワクワクする感覚、普段バスに乗らない私には分かります(笑)。2017/02/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
ひとりでバスに乗ってとなり町に行く日。きいろいバスの出来事のように、ドキドキワクワクで楽しい冒険になるといいね。「おはよう」が切符のかわりなんてステキ!2021/05/12
まみ
11
久しぶりに大好きな荒井良二さんの絵本です。バスの大好きな男の子いますよね!そんな男の子の気持ちが表されている絵本です。「おはようというあいさつがきっぷのかわりのようです!」とても可愛い絵本です!私は小さい頃バスにあまり乗ったことがなくていまでもバスの乗り方に戸惑います笑荒井良二さんの絵はいつ見ても素敵です!2021/10/25
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