内容説明
真夜中、みや子が運ぶ、この大きなだ円形のものは?ふしぎふしぎなファンタジー。小学中級から。
著者等紹介
竹内もと代[タケウチモトヨ]
石川県に生まれる。近畿大学農学部卒業。主な作品に、『不思議の風ふく島』(小峰書店・第26回日本児童文芸家協会賞、第49回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞)などがある
北見葉胡[キタミヨウコ]
神奈川県に生まれる。武蔵野美術短期大学卒業。2004年ユゼフヴィルコン記念大分国際絵本原画展優秀賞受賞、2005年ボローニャ国際絵本原画展入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小夜風
23
【図書館】真夜中に神様の住まいうつり(ひっこし)を手伝うことになったみや子。脳内実写化したらメチャクチャホラーなんですけど(笑)。土地の神様とか今の子どもには馴染みがないだろうから、神様に畏怖の念を抱くことを覚えさせるには良いお話かも。北見葉胡さんの挿し絵も素敵でした♪2015/08/02
花林糖
10
(図書館本)神秘的な真夜中の引っ越し。主人公のみや子ちゃんが可愛らしい。2015/08/28
葉鳥
4
久々に児童書。神秘的というか幻想的な話。土地開発と神様信仰の問題って昔と大分価値観が変わってるのかな。2012/10/18
れいくす
2
不思議で、ちょっと怖いような真夜中のお話。神様の存在を、何となくでも大事にするのは悪い事とは思わない。畏怖の念を抱く何かに謙虚に生きるって言うのは、お父さんの言葉に私も頷くところ。みや子ちゃんは、流されて終わる子じゃなくて、きっととても芯のある子になるのだろうなあ。北見さんの描く挿絵も、雰囲気にとても合ってる。2017/10/29
火星人碧
1
目に見えないものや、科学で説明できないものを信用しない人はたくさんいる。人間の知っていることは世界の一部でしかないというのに。神や精霊、妖怪に至るまで、存在しないとなぜ言えようか。2019/12/31
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- 和書
- 本因坊秀策全集 〈1〉