内容説明
らんぼうもので有名なとんかちくんと、のこぎりくん。力をもてあましていたふたりが、ある日出会って…。中川ひろたか＋渡辺有一が軽やかに描き出す、海の世界の物語。読んだあと、きっと元気になれる１冊。
著者等紹介
中川ひろたか［ナカガワヒロタカ］
１９５４年生まれ。シンガーソング絵本ライター。『ないた』（絵：長新太、金の星社）で第１０回日本絵本大賞受賞
渡辺有一［ワタナベユウイチ］
１９４３年生まれ。『ねこざかな』（フレーベル館）で８３年度ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。『はしれ、きたかぜ号』（童心社）で第８回絵本にっぽん賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるごん
14
ハンマーヘッドシャークのぬいぐるみがお気に入りな息子。それぞれのサメの長所を活かす話で面白い。2022/05/13
いっちゃん
9
二匹とも重宝されてめでたし、めでたし。2015/01/11
退院した雨巫女。
8
《図書館-返却》嫌われるより、好かれた方がいい。自分の特技を生かして、生き甲斐を見つけたら、幸せだと思う。2017/07/25
遠い日
8
海の暴れ者、とんかちくんとのこぎりくん。仕事はできるのだから、ちゃんと働き場所さえあれば、ほらこの通り。適材適所で、みごとなものだ。2014/07/17
読書国の仮住まい
3
頭がトンカチの形のサメくん。 あたり構わずなんでも壊してしまいます。 彼が近寄るだけでみんなが逃げ出します。 鼻がノコギリの形のサメくん。 あたり構わずなんでも切り刻んでしまいます。 彼が近寄るだけでみんなが逃げ出します。 お互いひとりぼっち。 そうして出会った二匹は睨み合い。 そこへ年老いた亀が間に入ります。 その力を世のために働かないか？ 乙姫様の竜宮城建設現場です。 ノコギリくんは材木を切り、トンカチくんは釘を打ちます。 あっという間に完成。 お疲れでした、夜までご馳走をたらふくいただいたのでした。2022/10/12
