内容説明
わたしのおとうとのたあくんは、くっつき虫のまねっこ。わたしが学校からかえるのをまっていて、どこへでもついてくる。あそびのじゃまばっかりするから、あっちへいってほしいのに…。ねえ、おかあさんってば。読んであげるなら幼稚園~自分で読むなら小学校一・二年生向。
著者等紹介
あまんきみこ[アマンキミコ]
京都府在住。『車のいろは空のいろ』(ポプラ社)で日本児童文学者協会新人賞と野間児童文芸推奨作品賞、『ちいちゃんのかげおくり』(あかね書房)で小学館文学賞、『おっこちゃんとタンタンうさぎ』(福音館書店)で野間児童文学賞を受賞する。他、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
16
くっつかれて、邪魔されて、弟の世話まで頼まれて、ほとほと嫌になったわたし。お姉ちゃんは大変だ。弟のたあくんにはなんの悪気もなくて、ただただお姉ちゃんが好きなだけというところが、難しいところ。だから、お姉ちゃんがなけば、自分も悲しい。きょうだいっていいなぁと思えるお話。2019/01/15
ほんわか・かめ
15
中田敦彦[You Tube大学]で熱弁されていた本(毎回熱弁だけど)。お姉ちゃん大好き弟。お姉ちゃんが学校から帰ってくるのを首を長〜くして待ってるのよ、だからそばにいさせてね、とお母さん。きょうだいって、面倒くさいこともあるけど、やっぱりいいよね。あまんきみこさん自身は一人っ子で、わが子の姉弟の子育てに戸惑われたのだそう。そんな中で起こった実話をもとにしたこのお話。あまんさんの子育てをのぞかせてもらった気分♡2020/12/11
Naomi
15
中田あっちゃんの「YouTube大学」で紹介されてて図書館で借りて読んでみました。兄弟・姉妹って、やだなぁって思ったり、いいなぁって思ったり。両方の気持ちがすごく伝わってきます。案外長めのお話でしたが、2〜5歳の子どもたちも見ていました。2020/09/02
定年(還暦)の雨巫女。
7
《図書館‐返却》弟君は、お姉ちゃんが好きなんだよ。そんなに、付きまとわれるのも、今のうちです。(笑)2012/10/23
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
読書会【テーマ 北海道子どもの本の集い事前学習会 あまんきみこ】2014/07/15