内容説明
ある日とつぜん、ヘンリーくんの飼い犬アバラーが、まいごになってしまいました。家族でショッピングセンターに行ったとき、はぐれてしまったのです。帰り道をもとめて、行くさきざきで、ユニークな事件をおこすアバラーと、心配して待っているヘンリーくん。さあ、どうすれば無事にヘンリーくんのもとへもどれるでしょうか?せつなくて、こっけいなアバラーのぼうけん物語。
著者等紹介
クリアリー,ベバリイ[クリアリー,ベバリイ][Cleary,Beverly]
1916年米国オレゴン州の小さないなか町に生まれ、六歳のときポートランドに移り、高校卒業までそこで過ごす。カリフォルニア大学を卒業後、ワシントン大学で図書館学を学び、1940年に結婚するまで、ワシントンのヤキマで児童図書館員として働く。児童図書館員として子どもに接した豊富な経験を生かして、子どもの本の創作の道にはいり、1950年に、「がんばれヘンリーくん」、続いて、「ヘンリーくんとアバラー」「ヘンリーくんとビーザス」「ラモーナは豆台風」などを書く。1975年にアメリカ図書館協会のローラ・インガルス・ワイルダー賞を、1980年にカトリック図書館協会のレジーナ賞を受賞
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年神戸に生まれ、神戸女学院大学英文科、慶應義塾大学図書館学科を卒業後、1961年に渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモアの市立図書館に勤務。1963年帰国後、大阪市立中央図書館を経て、自宅で家庭文庫を開き、児童文学の翻訳、創作、研究を続ける。1974年に石井桃子氏らと財団法人東京子ども図書館を設立。現在、同館理事長。そのほか、1992年、1994年国際アンデルセン賞選考委員などを歴任する。「ラモーナとあたらしい家族」で2004年度国際児童図書評議会IBBYオナーリスト(優良作品翻訳部門)に選ばれる
ダーリング,ルイス[ダーリング,ルイス][Darling,Louis]
1916年米国コネティカット州に生まれ、高校卒業後、ニューヨークにでて絵を学んだ。はじめ商業美術の方面に進んだが、さし絵画家の友人のピンチヒッターとして絵をかいたことがきっかけとなって、さし絵画家の道を歩むようになる。まもなく子どもの本のさし絵もかくようになり、それだけではあきたらず、自分でも本を書くようになった。生物学にも興味をもち、妻が動物学者であることから、自然科学関係の本も多く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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