出版社内容情報
かっこいい新聞配達の姿にあこがれたヘンリーくんでしたが、まだ年のいかないヘンリーくんは新聞配達員としてやとってもらえず…
新聞をキュッとしごいてポーンと玄関になげこむ---かっこいい新聞配達の姿にあこがれたヘンリーくんでしたが、まだ年のいかないヘンリーくんは新聞配達員としてやとってもらえません。涙ぐましい努力のすえに、ようやくチャンスをつかみましたが…。
【著者紹介】
(著者)1916年米オレゴン州生まれ。1950年に「がんばれヘンリーくん」を発表し、1999年「ラモーナ、明日へ」まで約半世紀に渡ってこのシリーズを書き続けてきた。今でもアメリカの超人気作家。
内容説明
ヘンリーくんのゆめは、新聞配達員になることです。きゅっと新聞をしごいて、ぽーんと玄関に投げこんでいく―上級生の男の子のかっこいいすがたにあこがれて、ヘンリーくんは、ぜったいに新聞配達員になろうと決心しました。けれど、まだ十歳のヘンリーくんは、なかなかやとってもらえません。なみだぐましい努力のすえに、ようやくチャンスをつかむのですが…。アメリカ児童文学の傑作!
著者等紹介
クリアリー,ベバリイ[クリアリー,ベバリイ] [Cleary,Beverly]
1916年米国オレゴン州の小さないなか町に生まれ、6歳のときポートランドに移り、高校卒業までそこで過ごした。カリフォルニア大学を卒業後、さらにワシントン大学で図書館学を学び、1940年に結婚するまで、ワシントンのヤキマで児童図書館員として働いた。結婚後も、第二次大戦中は陸軍病院の図書館で働くなど図書館員としての十分な経験をつんだ。児童図書館員として子どもに接した豊富な経験を生かして、子どもの本の創作の道にはいった。1975年にアメリカ図書館協会のローラ・インガルス・ワイルダー賞を、1980年にカトリック図書館協会のレジーナ賞を受賞している
ダーリング,ルイス[ダーリング,ルイス] [Darling,Louis]
1916年米国コネティカット州に生まれ、高校卒業後、ニューヨークに出て絵を学んだ。はじめ商業美術の方面に進んだが、さし絵画家の友人のピンチヒッターとして絵をかいたことがきっかけとなって、さし絵画家の道を歩むようになる。間もなく子どもの本のさし絵もかくようになり、それだけではあきたらず、自分でも本を書くようになった。生物学にも興味をもち、妻が動物学者であることから、自然科学関係の本も多く手がけている
松岡享子[マツオカキョウコ]
1935年神戸に生まれ、神戸女学院大学英文科、慶應義塾大学図書館学科を卒業後、1961年に渡米。ウェスタンミシガン大学大学院で児童図書館学を学んだ後、ボルチモアの市立図書館に勤務。1963年帰国後、大阪市立中央図書館を経て、自宅で家庭文庫を開き、児童文学の翻訳、創作、研究を続ける。1974年に石井桃子氏らと公益財団法人東京子ども図書館を設立。現在、同館理事長。そのほか、1992、94年に国際アンデルセン賞選考委員などを歴任する。「ラモーナとあたらしい家族」で2004年度国際児童図書評議会IBBYオナーリスト(優良作品翻訳部門)に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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