出版社内容情報
熊野で生まれ育った、すぐれた猟犬ハルとフブキ。2頭はシシ狩りの仲間として友情と深い信頼で結ばれていた。フブキが大けがをし猟ができなくなるとハルは母親のようにフブキの面倒をみた。でも悲しい運命が2頭をまっていた。ひびきあう命を綴った感動作。 小学校中学年以上
内容説明
和歌山県の南、熊野地方で生まれ育った、すぐれた猟犬ハルとフブキ。二頭はシシ狩りなかまとして、友情と深い信頼で結ばれていた。フブキが大けがをして猟ができなくなると、ハルは母親のようにフブキのめんどうをみた。でも悲しい運命が、二頭をまっていた…。熊野の山にひびく、いのちのこだま―。熊野のおじいの話第2弾。小学校中学年から。
著者等紹介
水上美佐雄[ミズカミミサオ]
1927年和歌山県生まれ。小学校在職中、国語(作文)教育の研究を、民間教育研究会の仲間と共に実践。1987年小学校長退職。学研児童文学賞、石森延男奨励賞、盲導犬サーブ記念文学賞などを受賞
井江栄[イエサカエ]
1954年東京都生まれ。東京芸術大学工芸科卒業
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