出版社内容情報
ちいさい雲の子がいました。この雲の子、どこかに行きたくてしかたがありません。やっと許しがでて風に乗り出発しました。川や海を見ました。そして太陽が木や草を枯らしているのを見たときに、雲の子は、悲しくて、泣いて泣いて、雲のかたらだは……。 幼児～小学校低学年
内容説明
珠玉の名作がここに復刊！青い空にポツンと浮かぶ、ちいさな雲を見つけたら、それは「しりたがりやのちいさなくもさん」かもしれません。風に吹かれてのんきでいいな、と思っていたけど、雲は雲で、はしゃぎすぎて失敗したり、悲しくてポロポロ涙を流したり、案外人間みたいな人生をおくっているんですね。
著者等紹介
ツスソウバ，アンナ［ツスソウバ，アンナ］［Ｔｏｕｓｏｕｚｏｖａ，Ａｎｎａ］
１９３７年ブルガリアに生まれる。ソフィアの美術アカデミーを卒業後、おもに絵本を中心に活躍
高村喜美子［タカムラキミコ］
１９２７年東京に生まれる。青山学院卒業後、翻訳や詩、童話を中心に活躍
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感想・レビュー
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まきこ.M
17
近くのまちライブラリーの蔵書で子どもが手に取った作品。装丁の青が綺麗でもう一回じっくりと読みたい。青い空に浮かぶ、小さなくもが色んなことを知りたくてみんなと離れて冒険へ向かいます。雪の結晶が散りばめられているシーンと涙をぽろぽろと流すところを覚えています。またきちんと読んだら感想を書こうと思います。2020/01/16
kokotwin
0
好奇心旺盛なちいさなくもさん。今度は大きくなってまた、冒険をするのかなぁ。2018/08/17
