出版社内容情報
くまのバンロッホが「はちみつ」を探し始めるのだが、その道中に様々な出来事が起こり、「はちみつ」を探していることを忘れてしまう…本当に自分がやりたかった事は何か?について思い起こさせてくれる哲学的な要素を持った絵本。 幼児~一般
内容説明
あなたが本当にやりたかったことは何か?あなたにとっての「はちみつ」とは?自分の人生を見つめ直してみませんか。
著者等紹介
井口真吾[イグチシンゴ]
1957年広島県生まれ。1983年、漫画雑誌「ガロ」でデビュー。以降、さまざまな表現方法による創作活動を多方面に展開している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
87
かわいらしいクマのぬいぐるみのキャラクター、バンロッホのお話。テーマは「初心に還ること」か。ミツバチが持っているおいしそうなハチミツを見て、自分も欲しくなってハチミツ探しに。ところが、ハチミツを求めて木に上ったら、遠くの高い山が見えて、山に登りたくなる。山に登ると星が見えて、宇宙に行きたくなる…と、どんどんやりたい事が変わってしまう。結局、宇宙人と知り合ったり、珍しく貴重な体験もできたのだが、はて、本当はなにをしたかったんだったっけ…で、ハチミツとりに戻って来るのだった。あー、こういうの、あるわー。2015/11/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
バンロッホは、おなかにチャックのついたテディベア。作者の『Zちゃん』の物語に登場しているそうです。(1984年~)お散歩しているバンロッホ、みつばちのはちみつを見て、なめたくてたまらなくなりました。はちみつを探すバンロッホは、いつの間にか目的を忘れ壮大な旅に!宇宙まで行ってしまいました。目的を思い出したバンロッホは、無事はちみつにありつけるでしょうか?小さめの絵本ですが遠目がききますので、保育所のおはなし会は読めそうです。2020/01/22
ぱちょ
3
よかったね。はちみつ見つかって。そうだよね、はちみつ見つけてたよね。バンロッホって名前が気になってたけど始めて読んだ。かわいかった。2016/01/26
ybhkr
1
バンロッホの好奇心に涙が出てくる。子供のころ、大人になればバンロッホみたいにどこにでも行けると思ってた。高い山も宇宙もひょいひょいと好奇心のままに進んでいけると。実際、大人になって(宇宙はともかく)バンロッホみたいにひとりでどこにでも行けるハズなのに、生活や金銭のしがらみが生まれてやはりここまで自由には動けない。でもバンロッホみたいに身近なところからどんどんリンクしていけたらいいな、と思う。バンロッホはあこがれの存在です。2012/03/07
ふみふみ
1
娘と息子に、旦那さんが購入。絵がとても可愛く、バンロッホがおバカさん!でも素晴らしい行動力。人間もやってる事は、バンロッホとおんなじ。2004/06/28
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