出版社内容情報
森のせんたくやさんの『あなぐまモンタン』の店に、どろんこのじょうろをもった女の子がやってきました。モンタンがきれいにあらってかえして上げると……。女の子は空にすむ雨の精だったのです。美しいかわいらしい挿し絵の絵本です。 6歳~10歳
内容説明
森の動物たちが、おままごとやどろんこ遊びをしていたじょうろ。それをもって、雨の精がモンタンの店に!美しい自然を舞台にした、心あたたまるファンタジー。読んであげるなら幼稚園~自分で読むなら小学校一・二年生向。
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
1951年、岩手県生まれ。実践女子大学卒業。1992年『おちばおちばとんでいけ』で第三回ひろすけ童話賞受賞
中村悦子[ナカムラエツコ]
1959年、群馬県生まれ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
15
爽やかで優しい物語。2019/04/05
千尋
11
せんたくやをしているあなぐまのモンタンは、雨の精に頼まれて雨を降らせる練習用のじょうろを綺麗にしてあげます**梅雨の時期にぴったりで心が温かくなるストーリーです**2013/06/04
遠い日
5
「あなぐまモンタン」シリーズ。このシリーズは自然の恵みと、自然の不思議をファンタジックに描いて秀逸。雨を降らせる練習をする雨の精の女の子の一生懸命さがかわいいな。2019/01/23
mayuri(Toli)
2
5月に雨が降るのは、梅雨に向けての雨の精の予行練習。森のクリーニング屋さんのあなぐまモンタンは心あたたまる体験をします。 最近茂市さんのご本が個人的ブームなので読みました。自然の恵みを豊かな感性で描いている秀逸なシリーズ。挿絵もとても良くて、このコンビ最高だなとなっている。 最後のオチは予想がつくものも、読んでいて爽やかな気持ちになれる、そんな絵本です。好き。2023/12/05
ともこ★
1
5月になって、ひだまり村の動物たちがモンタンの洗濯屋さんに集まってくる絵が良い。3巻目が図書館になかったので、そこに登場した動物達もいるんだろうな。梅雨の前に雨の精が予行演習しているなんて、素敵だ。2014/04/07