内容説明
「あたし、レベッカでーす。」かあちゃんが作っているとうふのように、色の白い女の子が、ぼくたちのクラスに転校してきた。みんな、ペルーからやってきたレベッカにむちゅうになった。でもぼくは、わがままで、性格のきついレベッカに、ついきつくあたってしまった。小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書国の仮住まい
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家で豆腐屋を営んでいる細川周兵、小学四年生。 そんな彼のクラスに転校生がやって来た。 色の白い女の子はレベッカ、ペルーの出身だ。 彼女はわがままで性格がキツイ。 自分が思うことを何でも口に出してしまう。 そんなレベッカについきつく当たる。 本の表表紙には作中で扱われる新町祭りの神輿を2人で担ぐシーンが描かれているが。 2人とも担ぐことはなかった。 いいんですか? 題名からしてアディオスするのはレベッカかと思ったら、店を畳んで引っ越していったのは周兵の方だった。 まあこちらはある意味題名の通りでしたけど。2024/01/10
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この頃は、出席簿を男子から読み上げることが普通だったんだなと、時代を感じた。あと、豆腐のアレンジレシピ(?)は先見の明があるかも。2007/04/12