出版社内容情報
絵本 一般
どこ、どこ、どこ、ミキちゃんはどこにいるの? 飼い主を亡くした犬のシロは、やがてまぶたの裏でミキちゃんと再会します。いつでも会えるんだ。そのシロのことばに思わず涙がこぼれる感動の絵本。
1999年度ボローニア国際児童図書展特別賞受賞、1999年剣淵絵本の里大賞受賞
内容説明
ぼくには、だいすきで大切な人がいる。それは突然のことだった…シロが悲しみをのりこえる。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
148
絵本。飼い主のみきちゃんを失ったシロ目線のお話。悲しい。目をつぶれば、いつでも会える。でもやっぱり寂しいし、会いたいよなぁ。シロに幸せになってほしい。2024/06/02
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
126
いつも一緒にいたのに、突然別れの時はやってきた。信じられない。受け入れられない。もしかして……と思って大切な人の姿を探してみる。どんなに泣いても、叫んでも、時間は戻らない。でも、ある日はっと気づく。探す必要なんてなかった。思う気持ちがあれば、いつでも会える……。アルフォンス・デーケン氏の『グリーフケアの12のプロセス』を物語にしたような絵本。この本のシロのように、悲しい時は悲しいままでいる事が必要だと思います。堪えたり抑えたりしないで悲しみに身を委ねる。きっと晴れる日が来る。きっとね。1998年1月初版。2016/01/14
ひろちゃん
118
絵本みたい。なくなった大切な人を想う犬の話。忘れなければいつでも記憶の中で大切な人に会える。胸がちぎれるくらい大切な人と実際会えなくなった時に読んだらきっと励まされるんだろうなと思った。そこまで胸がちぎれるくらい大切な人と出会ったこともない。2015/12/09
みゆ
104
ワンコと飼い主の別れの絵本。一途なワンコが切ないです(´;ω;`)ウゥゥ これがウチのニャン達だと、悲しくて泣くのではなく「どこ行っちゃったのよ!早く出て来て私を撫でなさいよ!!」と怒って鳴くような気がしてなりません(^-^; でもそこが可愛いんだけどね(^_-)-☆2021/02/24
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
101
★★★★その人の中に、生きると言うこと…。ずっと、ずっと共に生きると言うこと。生き続けると言うこと。2015/11/07