出版社内容情報
なみ外れたパワーと、強い精神力はどこではぐくまれたものなのか。空地でボールを追いかけた小学生時代から今日までの、人間・松井秀喜のすべてをここに明かす。 小学4年生以上
内容説明
とてつもない大ホームランをかっ飛ばすパワーと、スランプにもくじけない強い精神力―。松井選手は、どこで、どのように育ったのか!?子どものころから今日まで、松井選手のすべてを解き明かす。小学中級から。
目次
1 苦しみを乗り越えて
2 野球との出会い
3 つらくても野球が好き
4 プロに入っての試練とよろこび
5 人間・松井秀喜の素顔
6 「ゴジラ」の夢
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
清作
4
松井選手引退ということで、十数年ぶりに読んだ。松井選手の生い立ちを1997年頃まで追ってる子供向けの本。たぶん私が読んだ初めての松井選手に関する本だと思う。子供向けの本だけど野球選手としての凄さはもちろん、人間性のすばらしさなど今読むと再発見がある。いじめに対する考え方やいじめっ子・いじめられっ子へのメッセージは今の小中学生にも読んでほしい。2012/12/29
あんみつ
1
5打席連続敬遠されても、心を乱さずにいられた松井の強さを感じた。甲子園で思う存分打ちたかっただろうに、そのために必死に練習していただろうに…。 最後のところで、けがをしながらも、なぜくじけないのかという質問に、「ぼくの背中には、いつも世界中まで聞こえるような声援があるんですよ。これしきのことで、ギブアップしていたら、声をからして応援してくれるファンに失礼ですよ。こんなけがくらいでぼくは絶対に負けませんからね」と松井は答えていて、ファンのことをとても大切にしている人なんだと、本当に感動した。2021/07/10