内容説明
「いやだな、ひとりでおふろにはいるのって」。“ぼく”は、なんだかドキドキ。その予感はみごとに的中!バスルームで“ぼく”を待っていたのは、水泳帽をかぶった背広のおじさんだった。密室でおこるふしぎなできごと、つぎつぎ現われる奇妙なひとたち。『おふろワンダーランド』の超次元体験。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しげ
6
絵も内容もシュールで不気味。いっしょに読んだ子どもは「うえー!このおじさん気持ち悪い!」と言いながらも気になるようで、最後までこわごわ読んでいました。2025/02/13
わちゃこ
2
出久根育さんのデビュー作。まじか~!今とはかなり作風が違うように感じるけど、なかなかシュールで面白い。さすが絵が上手いな~。子供がどんな反応をするか知りたいな~。2019/07/30
みよ
2
身近なお風呂。でも殆どの子は一人で入ったことのない、未知な部分もあるお風呂。そんなお風呂で始まるファンタジー絵本。しかも、なんだかよくわからない不思議な人たちがいっぱい! 子どもは引き込まれます。摩訶不思議。シャンプーをしていると後ろに・・・? ぱっと見の読み聞かせは、難しめかなぁと感じました。2013/02/28
カヤ
0
おふろに入ったら赤いネクタイの男がいるわ、彼がいなくなったあとも次から次へといろいろ出てくるわで本気で怖い。表紙に「シャンプーしてるとうしろにだれかいるようなきがしてめあけられません」って書いているけど、まさにだよ。あとせっけんかっこいい。2016/05/14
奥山 有為
0
見てください表紙のスーツの男、なにくわぬ顔で、水泳帽を被って、湯船に浸かっています。素晴らしくユーモアに満ちた一冊です。お風呂に入ってこんな怖い目に遭うなんて楽しくて仕方がない。2011/10/06